内視鏡(胃カメラ)検査
当クリニックは基本は予約制です。急患で内視鏡検査が必要と判断される場合は当日対応いたします。平日のほか土曜日もやっておりますのでご相談ください
このような症状や気になることはありませんか?
- みぞおちに違和感や痛みを感じる
- 胸の焼ける感じがする
- 喉がつまる感じがある
- 食欲がなく体重が減った
- 便の色が黒っぽい
- 検診で異常を指摘された
- 検診で毎年検査を勧められたが健保の関係で隔年、施行期間が延びてしまった
- 貧血を指摘された
- 胃癌の家族歴がある
- ピロリ菌検査で陽性となったり、身内でビロリ菌の除菌をした人がいる
当クリニックの胃カメラ検査について
上記症状があってもなかなか、胃カメラ検査については抵抗があると思います。
「歯磨きでもオエッとするから…」「20年以上前に辛かったからもう二度といや」
という声もよく耳にします。
経鼻内視鏡について
当クリニックでは、苦痛軽減のために経鼻内視鏡を導入しました。鼻から内視鏡というとかえって抵抗がある方もいらっしゃるかも知れませんが
- 内視鏡の太さは内径5mmと太麺くらいの太さ
- 鼻からだと舌の根元に触れずに挿入できるため、「オエッ」という反射が起こりにくい
- 話しながら検査も受けることが可能
このように口からの内視鏡より検査は楽にできますが、以前は経口は画像の鮮明さで軍配が上りましたが、いまは、経鼻の画像も鮮明で、経口からと変わらなくなりました。さらに2018年1月に発売の内視鏡を導入することができました。(詳しい経緯はブログ6/1の相棒!を参照)画像のクリアさは、もちろんですが、より、ファイバーの造りがしなやかになり、患者さんの苦痛軽減につながると考えて導入しました。
当クリニックの検査の流れ
- 予約の段階で具体的な検査の説明
- 検査前は午前検査の方は前日21時まで、午後からの検査の方は当日朝7時までに食事を済ませる。水やポ カリスエットは大丈夫
- 検査は30分前にきていただき鼻や喉の麻酔を丁寧にします
- 検査は10分くらいとなります。検査中も声をかけながら行っていきます。
- 検査終了後はすぐに外来で結果をお話しします。
院長より一言
内視鏡の検査の説明については、やはり力が入ったホームページとなってしまいました。内視鏡は私が20年以上、ずっと行って来た検査。まだ、私が始めた頃は俗に「覗き」と言われた開発当初に近い胃カメラを使って検査もした経験もあります。それから四半世紀、内視鏡の目覚ましい開発にキャッチアップしながら私も仕事をして来ました。今振り替えると、内視鏡医としての仕事の背景には絶えず開発された新しい内視鏡でどのように病変をとらえていくか、必死に技術の進歩に追随した感があります。今回、自分のクリニックに、希望通りのハイビジョンでNBI搭載の経鼻内視鏡を導入できたことは、申し分ない片腕とともにここで今までの全ての経験を凝集させて、実直に丁寧に検査をしていかなければならない…そんな気持ちでいます。