キャンセル料の診療報酬に思うこ
今日7日、東京も梅雨入りしたとか。週刊予報も曇りマークばかり。昼間から何となく薄暗いこの季節、色彩を感じて目をやれば、そこには紫陽花が。我が季節到来と華やぐように咲き誇る紫陽花たち。ここ数年、思わせ振りな梅雨のせいで、まだまだ咲いている最中に、猛暑のせいで干からびてミイラ化した紫陽花を目にしたけど、今年は存分に咲き誇ってほしい‥そんな週末。
あっという間に6月‥。ホントに早い。まだまだ先と思っていた来月、節目の年代の高校の同期会&同窓会。あわてて申し込む。昨年は日にちを間違えて、納涼会を始め、気がついたら先週終わってた‥が2回もあったから、今回は万難を排して出席! と申し込み‥。
さて、この6月は2年毎に見直される診療報酬改定の時。国民皆保険の日本では、みんな国民保険か社会保険に加入して医療をうけているわけだけど、例えば、初診はいくら、再診はいくら、薬が処方されれば処方箋料、決められた点数があるわけだけど、それの見直しが2年毎に行われるわけ。当然、時代の状況を反映して、点数が減ったり、新しく増設されたり、大病院から我々小規模クリニックに至るまで、何とか潰れないように医療行為に対しての報酬が点数化される。今回,新しく「診療予約をしてキャンセルした場合、キャンセル料を徴収してよい」ということになった。初めてその事実を知った時、なんとも言えない違和感を覚えた。我がクリニックもコロナ時代の発熱外来で、時間的措置を高じる必要あり、狭いクリニックで賄うために予約制を取り入れ、以降今に至るまで踏襲している。日常的に予約していても都合がつかずキャンセルなどはたまにあるけど、仕方ない話と考えていた。ところが、オンライン診療では、このキャンセル件数がバカにならずクリニック経営に影響を及ぼすぐらいらしいと。それで決まったらしいが、これが一時,議論を呼んだよう。 「そもそも受診したいくらいの体調なのに簡単にキャンセル。ならばはじめから、セルフメディケーションででなんとかすればよいのに。」日本はあまりにも簡単に医療機関にアクセスできるから、こういう問題が起こるのでは? 諸外国では、よほど悪くならなければ医療機関に行かれない国もある。日本はお手軽すぎるから、こんなことになるのでは? そもそも論として、体調悪いからと予約したなら予約の段階でそこまでの体調だと認識して、ちゃんと診療受けるべきだし、簡単にキャンセル、そこにキャンセル料というか、迷惑料金‥なんだか違和感を感じざるを得ない。 でも‥少し時間がたち、別の見方も。 もはや、赤ひげの時代は終わったのでは?ということ。 医療行為は弱った人を助けるのだから、弱者の立場にたち、奉仕に徹する‥。その気持ちは大事なこと。これからも根底に持ち続ける気持ちではあるかもしれない。 でも一方では今は時代がかつてとは違う。SNSや、ネット、大きな声で叫んだもの勝ち、言わなきゃ損‥そんな時代。 ○○ハラスメント、数を数えればきりがない。 理不尽、どう考えても、この患者さんちょっと?? キャンセル料が認められたことは、赤ひげ時代の終幕ととらえてよいのでは? 医療側だって黙って相手の言うことの受け入ればかりじゃいられないのだ‥私はそう感じた。
とりあえず 我がクリニックでは、大腸や胃カメラ、何回もキャンセルを繰り返すような場合だけ、個別に対応を考える。それだけです。
