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200人越えても

[2020.07.12]

日曜も終わりそうなこの時間から書きはじめて今日中の更新に間にあうかしら?昨日の今ごろ、土曜の夜、クーラーのほどよく効いた部屋からベランダに出たら雷雨!モワァッとした重たい空気…だから昨日はこんなに疲れたのね…昨日みたいにまとわりつくような空気だと、ほんと疲労感がたまりますね。こんなご時世だから、ついコロナと結びつけがちだけど、湿度ひとつで疲労の度合いも強くなりますね…「疲労」と言えば…私はあまり感じてなかっだけど、数日前、私を幼少時から知る、今でも子供のころの「ちゃん」で呼んでくださる、ご近所のおじさん(おじいさん?)。患者さんとしてクリニックにいらっしゃって…診察終わり帰り際に「千穂ちゃんつかれてない?なんか。髪の毛もぼさぼさだしさ~」うーん絶句!患者さんに労られてしまうとは…

でも…必死だったもの!4月あたりから今に至るまで…クリニック潰れないように、とにかく脇目もふれずクリニック減収を補填すべくやれる仕事はしまくって…。うちは、(はなからあてにもしてないけど)、国の保障受けるには足らないし。自分でなんとかしなきゃ。

「マスクして誰もわからないからいいや!」なんてクリニックを終えて、慌てて当直あるから電車飛び乗り…なんて生活の日々…

都内で感染者増えてまた、出控えモードで同じこと起きるかな?と多少の危惧がないわけではないけれど、電話やホームページで確認しつつ来てくださる患者さんがいるかぎり、まだ頑張れそうな気がします…

200人越え…テレビでは今後の予測をしている。確かにそれも注意喚起をする大切な作業だと思う。でも、結局「締めれば減り緩めりゃ増える…」その繰り返しが当分続くのではないかしら?

飛沫のみならず空気感染も…なんて話も聞きます。前にもブログに書きましたが、日本はつい最近まで、というか、今ですら空気感染する「結核」の汚染地域…結核は治療法が確立していてコロナはそうじゃない…と言われればそれまでだけど、空気感染という言葉にびびらないでできる予防をしていくしかない。

じゃあ街のちっちゃなクリニックの先週の状況は…いらした患者さんを分析すると…「発熱してる」と言われれば「あれっ?」ご時世がらびびらなくもないけれど、少なくとも今週のわがクリニックの接触避けていらした発熱患者さんは腎盂腎炎、溶連菌感染症…こうなると例年通り今時期の病名…万が一、コロナ患者さんが熱発してない通常診察の患者さんのなかで混じっていたとしたら、私はコロナとはわからなかった…ということになり「感染経路不明者」をただの夏風邪患者さんとして外に送り出してしまうことになってしまう。でも仕方ないよね…こうして何となく、コロナは市中感染する感染症となるのかしら。コロナ嵐の嫌な予感は感じつつも例年通り…そんな一週間でした。

クリニックの帰りに(それこそ数ヶ月ぶりに)都内某デパートへ。夕方も遅い時間だったからかな?人はまばら。やはりみんな不要不急の外出控えているのでは?私の感覚では、クリニックにいらっしゃる患者さんのみならず、街ですれ違うだれしもが、前とはちがって「感染症との共存」を認識しつつ、個人各々フレキシブルに生活してる…そういう今の状況をかんじました。

ちょうど、更新まにあいました!実はまだ途中。この先はまた月曜に。

ここからはちょっと見つけた「心を洗う音楽」の話。

6日に映画音楽の巨匠、エンニオ・モニコーネさんが91歳でローマでお亡くなりになったという訃報を耳にしました。ご時世柄とイタリアでなので「まさかコロナ?」すぐさま頭を過ぎったけど、報道では大腿骨骨折でローマの病院に入院してそのまま…とのこと。私が趣味で声楽を始めたことがきっかけでイタリアという国や文化に興味を持ち始め…もちろん「Nuovo Cinema  Paradiso」「Il Postino 」邦題「海の上のピアニスト」当時見観賞た映画から、モニコーネさんと言う人物、彼の手がけた音楽を知り、(クレモナのmissionも彼の作品でした)郷愁誘う曲想が心の琴線にふれたのを覚えています。彼の沢山の作品の中で、やはり私はふわっと心を包み込むようなイタリア映画の音楽が好きで、久しぶりにYouTubeでききなおしました。そーっと心に入り、穏やかになる…昔、心に響いた音楽のシャワー浴びるのもいいですね…

そしてここからは喜びの驚き。映画音楽の巨匠から、そういえばこちらは達者かしらとミュージカル音楽の巨匠の消息が気になり、ネットで「アンドリュー・ロイド・ウエーバー」を検索。良かった。お元気。そりゃそうだ。そこまで歳いってないものね。そしたら素敵な発見。(ご存知の方も多いとは思いますが)彼はアメリカがロックダウン中にご自宅で、自らの曲をピアノ演奏してフェイスブックにあげていたんですね!私はフェイスブックやってないけど、Googleで検索しても、一部聞くことができました。本人自ら奏でる「オペラ座の怪人」 そのほか耳なじみの曲。へえ、ウエーバーさん、粋でみんなを笑顔のしてくれる贈り物、発信していたんですね!

モニコーネさんの作品の数々は沢山のオーケストラや奏者がそれぞれの楽器で演奏しています。素敵な曲たち、何度聞いても素敵でおすすめです。

あと、私のホームページの、「クリニックができるまで」動画がずっととまったままになっていました。やっと復旧。開業前に私がとりためた写真を、このホームページ制作会社の河村さんが編集してくださり。ちょっと見てね。ぼろ屋がクリニックになるまで。某局の「ビフォーアフター」みたいでクリニックに立ち寄った方には面白いかも。

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