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人生100年時代~腎不全予防~

[2025.07.13]

台風接近の日曜日。日本の近くで発生していきなり北上‥梅雨も明けぬうちからこんな変な走行‥これも温暖化?

府中市健診もはじまりはや10日経過。この数ヶ月、私がとびとびでblogに取り上げている「人生100年時代を見据えて」は、健診項目にも反映されてきている。「特定健診=メタボ疾患対策」だけではなく「臓器保護健診」の様相も。というのも、今年から府中市では尿検査の項目に今までの「尿たんばく、尿糖」だけではなく「尿鮮血」が、加わり「e -GFR」も加わった。これは、「腎不全予防」にむけた取り組みにほかならない。何回か「心不全」の話題をとりあげたけど、2回くらいにわけて「腎不全」のはなしを。人生100年時代。簡単には取り替えられないから上手く長持ちさせねばならない臓器は「心臓」だけではなく「腎臓」も。

「腎臓」といわれてもピンと来ない患者さんもいらっしゃる、地味な臓器のようだ。外来診察で患者さんに「腎機能がちょっと低下‥」みたいな説明をすると、時に「最近おしっこしたとき、そういえば痛くて‥」とか「残尿感」を訴えだす患者さんも。膀胱と腎臓がごっちゃになるほど地味な臓器のよう。

腰のあたり。左右にひとつづつある握りこぶしくらいの大きさ。ひとつの腎臓には100万個くらいの糸球体という、毛細血管の固まりが存在している。毛細血管中の老廃物は尿として排泄され、小さな糸球体すべてが濾過装置の機能を営んでいる。 この、糸球体、日本人は欧米人と比べて2/3くらいしかないとの報告があり、また、そもそも年齢と共に機能する糸球体は減ってくる。高齢化が進む国、特に日本では、実は「腎保護」は大切な課題。「濾過装置」が機能しなくなると「透析」という道があるけど、日本は世界第二位の透析大国。医療費も莫大。それより、週2回~3回、数時間ベットにじっとしての透析通院。その肉体的、精神的負担はやはり年齢ともに強くなる。そして、さまざまな統計では、成人の7~8人に1人が腎機能が徐々に低下する慢性腎臓病にあるとのこと。

腎機能が少しくらい低下しても自覚症状が出にくいから健診であぶり出そう‥と対策が打ち出されたわけ。

今日はじんせい100年時代にはうまく長持ちさせねばならない臓器の腎臓について、導入ということでblogの話題にしてみました。続きは来週

 

 

 

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