夏どうする?
「スイカ買ったから領収書おいとくね」
今朝、慌ただしく準備している私に父が声をかけてくる。
まだ寝てりゃいいのに人が起きると決まって向こうの部屋で物音がして一緒になって起きだすからなんかおかしい。
動線軌跡が重なるといささか迷惑ではあるけれど。「時間はたっぷりあるんだから寝ててよ・・」
「スイカ?昨晩冷蔵庫にも入ってなかったし、いきなり朝一、夢でも見たのかな?」
歳が歳だけに、一つ一つの言動に「ボケがすすんだか・・」と朝から気になる。寝苦しい夜だったから脱水でもおこしてなんか変になった?いやーな予感・・
「スイカってどこで買ったの?どこにもないじゃない!」恐る恐る聞いてみると「ほら、国鉄の(昔の人だからJRとはいわない)あれ、スイカっていうんでしょ?」
「ああ、suicaね!チャージしたんだ・・」
なるほど・・確かに・・ほっと胸をなでおろす。
「びっくりしたよお・・果物のスイカと思っちゃったじゃない・・ったく・・訛るから・・」
ああ、びっくりした!日向訛で起きぬけにsuicaなんていわれると、果物ののスイカも出回っている季節柄びっくりしちゃうよ!
大塚商会のTVコマーシャルさながらの朝の一幕。
「じゃ行ってくるから」と外に出れば梅雨明けの元気な日差しともわっとする暑さ。すでに27度。
去年の梅雨明けよりひと月遅れだそうで、そうなれば、ほんとに暑さを感じる「夏」もひと月あまりだろうか・・
話は変わるが、ちょうど府中市の健康診断が始まってひと月となった。
昨年は7~9月の最後のひと月に間に合えばと9月に開業だったのが、結局できずじまいだったから、今年度は晴れて健康診断を受け入れることができるようになったわけだ。
患者さんや健診をうける皆さんには気が付かないかもしれないけど、開業した身からすれば
なんだかこれでやっと開業医の仲間入りを果たしたような気になってくる。
かつて私が開業前によその市町村のクリニックでバイトしていた時のようにたくさんの人数ではないけれど、お初にお目にかかるような方が
「こんなところにクリニックがあったんだ・・」とか「ここも府中市だったんだね・・」なんて広報をみてクリニックの存在を新しく認識してくださるから
それはうれしいこと。
「自分の生まれ育ったところがこうして新しくいろんな人に認識されてきている・・」
私の当初の志がかなえられてきているようでありがたいこと。
府中市の検診は7月~9月の3か月。ずいぶん期間限定だなあ・・おまけに8月は暑いし、お盆もあるから健診受診するひとは少なくなるとうわさで聞いた。
「じゃ、どうしようか?8月のお休み・・」先日事務やナースさんと話し合い。
ありがたいことに皆さんパートだからあまりお休みのこだわりはないみたい。
「お盆しか休みもない人もいるから・・」「ゴールデンウイークの長い休みに塗装修理終わってるしね・・」
そんなわけでお盆の時期もクリニック開くことにしました。
あと金曜に用事があってお休みになるとことろがあるのでホームページ確認してくださいね。