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年が明けて高齢者と会話して

[2026.01.18]

少し暖かな日曜日。昨日は日にちをまたいで帰宅だったが、これも(日)休みにしたからとことん、残業もできる。

介護の父が土日、泊まりに出てくれているおかげで遅い帰宅も気にせず、(日)も自分のペースで起きて、やりたい仕事も、ジョギングも。お伴のラジオも今までは毎週聞くことがなかったパーソナリティーのメニュー。帰って1人でゆっくりコーヒー飲みながらチョコで寛ぐ。かなり前からアナウンスはしていたが、日曜休診を知らない患者さんには迷惑かけちゃったかな? なんて思わなくもないけど、このゆとり時間は私には貴重かも。 こういう時間があると、つい最近診察した患者さんの言葉がふわっと頭によぎる。 大抵は新年開けて、今年も宜しくお願いします‥ 親族や孫かきて忙しかった~ 買ったおせちが味が濃くて‥ そんな形の新年の挨拶ならいいのだけど‥気になるのが、「また年が明けちゃって。いつも主人の仏前で私もそっちに行きたいって言っているのに‥」「このまま寝て、明日がなければいいのに」数人だけど、新年開けてなんとなく皆か真新しい気持ちになっているのに、うーん‥どう受け止めて答えてあげれば良いのかわからない発言が。  確かに、内臓は元気でも、膝が痛い、腰が痛い、或いは多科にまたがる通院‥痛み止飲んで家でジーッとしているだけで何も楽しいことがないから‥そうつぶやく何人かのご高齢の方々、抑うつ傾向と考えて、内科医ができる範囲の処方、ないしは専門医受診も働きかける。 でも、決まって薬は副作用でたといい、飲まない、専門医受診も遠いとか、何だかんだの理由でこの先にに話がすすまない。 近いからか、クリニックへは来てくださるので、私は呟きを聞くしかないのだが‥ 一方、90過ぎても若い人と同じように「今年も宜しく」元気に通う方々も。彼らだって杖ついたり、やっとやっと歩いてくる方も。足腰弱って痛いとこもあるだろうに、塩分制限にも気を配り、いつ死んでもいいなんて、誰もいわない。  この差は何?  コーヒーすすりながら考える‥私見だけど‥ 人や社会との繋がり? 家族のために食事を作る‥ デイサービスに仲間がいる‥ 何かしらその人の芯に人との繋がりがある ということみたい。 同居しているからよいというものではない。 同居していても抑鬱的な方もいらっしゃる。 排他的なかりそめの繋がりではなくて、なにか暖かみのある心の拠り所になる人との繋がり‥漠然とだけど、健康長寿には繋がりが不可欠なのかもしれない。 

今にして思い出すと、一杯いっぱいで父を介護していた昨年、父の顔から笑いが消えていたことがあった。 ケアマネージャーさんのアドバイスでやっと父も気に入って通うようになったお泊まりつきデイサービスに行くようになり、先月当たりから私も少し父との関係にゆとりが。冷却期間ではないが、離れる時間は貴重かも。  

夕方泊まりから帰宅した父を迎えた。どう? まあまあ、やってきたよ‥

暫くして「おとうちゃま、最近すぐ前のこと忘れるけど‥なに考えながら生活してるの?」あえてちょっと困った顔して尋ねたところ‥「死にたいとか、ネガティブワード出たらどうしよう‥」と恐れながら‥ 「なーんにも考えてないよ。」ですって。 あれこれ考えすぎないことも大事なのかな?

20日は大寒。 一番長く寒い寒気団が押し寄せるらしく暦通りみたいね。 皆さん乗りきりましょう! ノロとインフルエンザBに気をつけて! これも先週のクリニックトレンドでした。想定内ですが。時期が時期だもの。

 

 

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