最近診療あれこれ
今週末で1年も折り返し。本当に早い!
さっき火曜日の勤務先で給与明細をいただいたけど、「月日がたってうれしいな!」と思うのはこの瞬間だけね・・なんちゃって。
今日のブログは診察現場で最近私が気が付いたことをいくつかお知らせしますね。
花粉症もおちついたクリニックに最近いらっしゃる患者さん、「発熱」という症状の人が。
のどが痛かったり、「そういえばいつも便秘気味なので少しおなかがゆるいかな・・」
よくよく症状をきいてみるとたいていはそのほかに何かしらの症状があるのだけど
ほんとに「発熱」だけの人には要注意。
いまだに「インフルエンザ」・・・あるんですね。
先週も「ほんとに熱だけ?周りに同じような症状の人もいないし、どこかへ出張もしてないよね・・」
なんて話しながら「じゃ念のため調べとこうか・・もう2日、38度台続いているし・・」
念のため調べたらB型インフルエンザ・・。
悲しいことに本人もまさか!だったから、その前日も無理して勤務していたようだし、咳しているわけではないからマスクもしていないような状況・・
おまけに周囲のみんなは予防接種の効果も薄れているから、冬の時期よりもかかり易い・・
ちなみに昨日の勤務先、今日の勤務先でもナースに聞いてみたけど「最近はでてないよね・・」
って。厚生省のホームページ見てもそれっぽいことも書いていないし・・
以前「沖縄とかでは夏にもインフルエンザあるよ・・」とか聞いたことある(医学的データー調べてませんが)し、お盆で沖縄に旅行した人がインフルになってそこの職場で何人か同時期に夏場にインフルになっちゃった・・なんて事例を勤務先で聞いたことあったけど、この時期でも孤発例もあるから
私も気を付けて診療しなきゃなあ・・と思ってしまいました。
逆に今の時期だから検査の「偽陰性」を「陰性」としてしまわないためにも、使う検査キットにもよるけれど、発熱から検査陽性となるまで待って調べたほうがよいみたい。この辺は私がきちんと判断しなければいけない事だけど・・・
固定観念で診ていてはいけないと感じた一コマでした。