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院長ブログ

やっぱり胃カメラ(2019.11.12更新)

今日は11月とは思えない暖かさと日差しの強さ。西日はまぶしいねえ。

今午後15時半を回ったとこ。合間でブログ更新中。

でも、あと1時間もすれば宵闇。秋の日は釣瓶落としとはよく言ったもので、急に暗くなるとなんとなく寂しくなるのはこの季節特有の心持ち。子供の頃から。

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 ここのところ、シーズンもあってか内視鏡やる機会も増えてます。

そんな中「バリウム検査よりできれば内視鏡を」と痛感させられることが2件ほどありました。

ひとり目の方ははうちではなくて、私がいつも仕事をしている施設で出会った方。

毎年バリウム検査をしているけど、「何となく(と本人談」今年は内視鏡にしたとか。お友達が「最近はそんなに大変じゃないから」と言っていたからですって。もちろん症状なし。

観てみると…ピロリ菌はいそうな胃粘膜。胃の奥の方の壁に「周りと少し色調が違うかな?」と思う場所あり、念のため組織を採取。病理結果は、わかりやすく話すと「そうとは確定できないけど一部にガンを疑わせる細胞あり」とのことだったわけ。多分、内視鏡医なら誰しも組織とりたくなる病変。でもあの位置の平坦病変ならバリウムではわかりにくいのでは? すぐに精密検査&治療をと話したけど、精査の結果癌でも、病変の内視鏡切除治療でいけるはず。このケースはは「何となく内視鏡やってみようかな」がよかったと思われるケース。

2人目の方は…

「日曜日にやっているから」と先月クリニックに「胃痛」で来られた方。ここ1ヶ月続いているというから、胃カメラ勧めました。「会社検診あるからそこでやる」と本人談。なので薬処方でこの時は終わりだったのですが、数日後に電話あり。

「会社で話したら、内科で観てもらった方がよいといわれたから胃カメラをやりたい」とのこと。平日でも良いというからその2日後に内視鏡としました。

観てみると…ピロリ菌はいそうな胃粘膜。胃の奥の方の壁にみれば一目でわかる「癌」。2型。

本人に状況お話ししたら、何と、会社検診はバリウムだったとか。(私はてっきり胃カメラと思ってました。胃カメラは今回初めてだったとか)しかも昨年は(症状ないからいいやと思ったのかな?)やっていなかったみたい。至急で病理依頼して、祝日があったにも関わらず、検査会社や検査医が最短で結果をくださり、某病院の外科に紹介したというケース。

この方の場合、症状あって今回内視鏡となりましたが、昨年はさておき、はたまた1昨年のバリウム検証云々ではなく、私が言いたいのは2年前、胃カメラなら、先程の1ケース目の方みたいに病変確認できたかと思います。もしかしたら1例目よりはっきりと。

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胃の検査、「検診」という観点からいわせてもらうと、少なくとも40歳をすぎたら一度は内視鏡を。

それでもし、ピロリ菌陽性だったり、胃ガンになりやす胃粘膜だと内視鏡医が判断すれば、「毎年胃カメラを」とアドバイスもらえるし、そこで大した所見もなかったり、胃ガンに対して低リスクなら「2年後や3年後に」とアドバイスもらえるから。あるいは喫煙者、アルコールたくさん飲む、アルコール弱いけど鍛えた!なんていう方は食道ガンのリスク高いからやはり胃カメラを。

最近、たて続けに、同じような胃の部位病変に対して、対照的なケースを観て「やっぱり胃カメラだよ」しみじみ感じました。どこでやってもいいので一度は胃カメラを!です。

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