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一喜一憂は禁物!そして予防法第2!

[2020.04.12]

「ここに来て音楽のDVD見てると心が和むわ!ヨーロッパにもこんなきれいなところがあったのよねえ…」 先日クリニックにいらした患者さんの一言。ふと口をついたその患者さんの言葉に私も思わず納得。開業して以来、ワイドショーを待合いのテレビで流してシャバのゴタゴタをクリニックに持ち込まれるより、BGM的に音楽流したほうが癒しにもなるかな…私の好みで今は昔NHKでやっていた「名曲アルバム」のDVDを使っている…「ホントそうよね、緊急事態宣言発令、増加中の感染者数棒グラフ、朝起きて耳に入る情報はすべてコロナ関係だもんね」まさかDVDがこんな時に功を奏するなんて思ってもなかった。

たしかに今は連日増加傾向かもしれない。でも1日毎の「東京で何十人増えた」とか、相変わらずの「感染経路不明…」一喜一憂しても仕方ないよ。毎日の変化も、もっと巨視的にとらえないと。たまたまその日の検査数が昨日と今日で違っていたり、検査報告が間に合わなくて明日の発表に上乗せになったりもあるかもしれない。「4月になって3月のような甘い考えじゃまずい増え方に様相は変わってきた。でもギリギリオーバーシュートならずにホントにギリギリ持ちこたえている…あとは今の緊急事態宣言発令の影響が1から2週間後にどうなるか…」くらいに鷹揚にとらえないと。気持ちが病んでくる。みんな同じように行動制限してマスクして…いわれた決まりごとはしっかりやっているのだから、そこで「誰かにうつしたら…」て心配しても仕方ない。相手は見えないんだから。知らずに好まざるを得ず感染したってとがめられることはない。ホント仕方ないよ。だっていつもふつうに罹患する「季節性感冒=流感」だっていつ誰からうつったのかわからないことなんて過去にいくらだってあるでしょ?気をつけても罹患するのは仕方ないよ!なかなかうまくいかないPCRより、抗体持ってる人調べて、「既感染者」も同時に調べた方が、建設的な気すらしてくる。

さて、今日も予防法の話。父が宮崎出身なので、今も盛んに安否確認で宮崎の親族から連日電話。

一族で製茶を昔は手広くやっていたからお茶情報も詳しい。安否確認を寄せてくる親族の二人から同じように「4種あるカテキンの一つ、お茶カテキン、エピガロカテキンがレートが新型コロナウイルスにたいして高い抗ウイルス効果があった」という情報を知らせてくれた。3月27日にインドのERA医科大学の研究者が出した論文に掲載されている。まだ信憑性は保証されていないけどこのカテキンは緑茶にしか含まれておらず、ウーロン茶とかには含まれていない。80度くらいの温度が最良とか。このカテキン、実はSARSの時にも注目されていたようで論文もでています。日本人に死者数が少ないのも、ひょっとしたらこの効果もあるのかも。お金もかからないし、個人的にできる予防法だからこのさい、緑茶派はどうですか?

私事ですが…クリニック患者さんも少ないし、もしかしたら私が電車に乗って通勤していることが患者さんに疎まれちゃうのかな…そう考えて、かつ8割接触を避ける実践で「自転車通勤」にすることにしました!昨年夏に時々やってたんだけど。片道ハーフマラソンくらい22キロ?往復で45キロ弱。よい運動だわ!こんな時にもくそ根性と体力は役に立つのだわ。こうすれば「8割接触回避」どころか電車で接する不特定な人数をcountすれば1日に99.9%の接触を減らせるわ!暖かければ気持ちよい季節だし、健康的だしころなのうさも晴れるし…

夜間の外出制限のせいか最近はめっきり夕方の患者さん減ってしまったのです。明るいうちの方が危なくないので…当分午後の診療は17時で受け付け終了。そのかわりですが、バイトもコロナでなくなってしまったので(検診内視鏡は不要不急?)月曜以外は毎日クリニックオープンします。

最前線の先生は命と引き替えの多忙と危険にさらされているのに、小さなクリニックの私はクリニックで暇していて…「がんばってる医療従事者のみなさん」とテレビで報道されると、なんか違和感を感じてしまいます…

先週、人のいないところ選んでの散歩。春一杯の都内某所

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