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予定無しも時には…

[2019.04.07]

前回ブログで日曜診療は急遽4月お休みに、体調不良につき…。

体調とはいっても内蔵ではなく左耳のトラブル。

今までの人生でも大学受験前や大学院で論文なかなか仕上がらないとき、原因不明の蕁麻疹出現。試験の合格発表までの間は風邪引いたわけでもないのにいきなり声がハスキーになったりと、ストレスや疲労が体の外側に何かしら変化が来ていたのを思いだし「今度は耳かい?」と内蔵に来る前に早めに策を講じたまで。

ところが…

「開業祝いにいかなきゃと思って先延ばしにしてたらいきなり体調不良?大丈夫ですか~」なんて昔一緒に働いたことのあるナースが突然訪ねてきたり、同僚や幼なじみ、身内に至るまで、大変心配されてしまい…。「内蔵は元気だから…」ただ、左耳のサイン、あと、同居している父が夜明けが早くなると共に鳥のように早く起き出すから睡眠が足りないんだ…それだけよ。

そんななか、昨夜、メールをいただいた同僚と電話した。「あのブログいつもの先生とちがうからさ、気になって」と。「書いたことへの賛美両論あるのはわかっているけど…でもあれが今の私の思うことだからどうなろうと仕方ないよ」と答えた。「先生…精神的にストレス、いっぱいいっぱいなんじゃない?」言いにくそうに彼女。続けて「先生は体力あるから大丈夫と思っても休まなきゃ、ずっと働きっぱなしでしょ?」その同僚の妹さんが開業し10年ぐら経過しているため「オンとオフをはっきりさせる」とか、開業続ける極意を伝授してくれた。「先生は、動いてやまない人だから、明日もなにもしちゃだめだよ。しっかり休んで!」そういえば妹も言ってたっけ。「発散するって言っても姉さんは過激だから、じーっと、岩になって動かない!」「そんなのムリムリ!余計ストレスフルよ!」一蹴したけどみんなのアドバイスはおなじなんだ~「耳のトラブルのことをオーバーにしすぎてしまったかしら?」と私は思っていたけど、みんなは彼女のように思ったのかもしれない。だから、ああしてナースが駆けつけて…「とにかくしっかり休んでください!」といってたのかも。まさか「メンタル気を付けて」なんて、私の同僚のようには言いにくいだろうから…

同僚と話す前までは「明日早起できたら人気まばらなうちに目黒川桜見に行こう、帰ったらクリニックの諸経費や書類の整理を…」なんて考えていたけど結局やめた。目黒川どころの時間には間に合わぬ時間に起きたから。でも気がついた。いつもならあんなに気になる同居の父の物音。「千穂ちゃん起きんようにそーっとしずかーにやってるよ」そう言われても「っるさーい!」が毎日絶えなかったのが今日は全く気がつかず。結局それも父が悪いわけではなく、「起きなきゃ」の日は私が眠りが浅かったせいなんだ…

今日、休みと知らずにいらした患者さんには迷惑だったかもしれないけど知人や身内の声に感謝。自分では早めに策を講じたつもりが端から見ればかなり危険信号だったようだ。

昨日も電話でアドバイスうけたけど、「近くに越せば…」確かにそれが解決法。でも87才にこの4月になる父、薬の服薬とか気になるし、やはり火の元含め不安。施設は嫌でここ、今の住みかを気に入ってるみたいだし…マンションの下がバス停。お金だせばのりほうだいのバスパスを使いまくりあちこち出かけている。「東京もどんどん変わるねぇ~」なんて。少しはボケ防止になるかな?

どういう形態がクリニックに訪れてくれる患者さんによいのか、そのニーズにどこまで自分が参らない範囲でやってゆけるのか…

模索は続く。

そんなわけで今日は当初計画は一切施行せず。たまった書類はまたの機会。目黒川ではなくとも桜は見るとこたくさんあるので。ぼーっと、木の下を歩いた。

でも散るのはさみしい…きれいなだけに。私はマイナーだけど小豆色の一瞬がやっぱりいいや。

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