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冷たい雨

[2019.01.31]

なんだかんだ、あっという間1月も終わり。
今日は月末、しかも雪の予報あってか、閑散とした外来だった。
寒いから、かえって「インフルかな」なんて人も、下手にクリニックに来るよりもお家でじっと、手持ちの解熱薬があるならそれを服薬していた方が賢明かもしれないね…そんな話を事務の方とはなしたりも。

そうそう、花粉症…一昨日の火曜日は私は如実に感じました。
季節になると目の縁あたりをはじめ、妙に顔が痒い。横浜方面で外勤終えて外にでたとたん、くしゃみ3連発!
「始まった~」
なので今日の雨はいろいろな意味で恵みの雨。
そう言えばユーミンに「冷たい雨」ってあったっけ。そんなこともふと思い出したりしながら、冷たいながらもやっと到来の潤いに喜びすら感じてしまいます。「傘の差し方も忘れちゃうよ」なんて考えながらの帰宅。

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帰りの電車で「花粉症」の話を。
2月になりあと10日もすればニュースでも例年ごとくに花粉飛散の話題がでるでしょう。
昨年は内科外来でも「市販薬じゃ対応できなくて薬もらいにきました」とか「大丈夫と思ってたけどとうとう花粉にやられて…」という患者さんが結構来ました。そんな中よく耳にした言葉が「内服は眠くなりそうで…」 とのことば。
そんなとき1日1錠の薬ならば、夕方に飲むからと日中には支障ないようにできているからと説明を加えます。
それでもダメなら1日2錠飲む薬を半分の1錠にしてあとは漢方を併用。

もっとも、はじめから漢方のみで処方を希望される方にはその方針で。
また、鼻水と鼻ずまりでは原因が違うので処方も異なります。鼻水はヒスタミンという物質が花粉が鼻粘膜の抗体にくっつくと活性化された肥満細胞というところから放出されて起きる症状。だから抗ヒスタミン剤を。また、鼻つ”まりは同様の機序で放出される「ロイコトリエン」が毛細血管を刺激して起きる症状。なので抗ロイコトリエン剤を。処方できる花粉症の薬も、(よく出る薬は決まってると言えども)いくつかあるから、やはり少しでも快適に過ごせるように、症状聞きながらオーダーメイドでやってます。
本格的に飛び出す少し前から服薬がお勧めなので、毎年悩まされる方はそろそろ服薬をお勧めします。

なお、我がクリニックでは減感作療法や舌下療法はやってませんので、すみません。

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後、もう一つ、面白い情報を見つけました。
日常生活でできること。衣服やマスク、メガネの防護の実験データー。情報番組とかでも取り上げられて、みなさんご存じかもしれませんが、一応参考に乗っけますね。

マスクの効果や着る衣服での違い。参考までに

マスクの効果や着る衣服での違い。参考までに

 

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