メニュー

反省点

[2020.10.11]

少し台風も角度が変わり、関東についてはそこまで大きな影響はなかったみたいですね。それでも今朝通勤途中の車窓から見た多摩川は増水して、溢れる一歩手前。川原は湿地帯のように見えたから、ほんと、ギリギリセーフだったみたい。これでまた、秋も深まるのでしょう。

完全予約制として一週間。やってみて見えてくる反省点と改善策。例年今の時期はインフルエンザの注射予約でそもそも電話が多い時期。そこに加えて診察予約の電話も入るから受付は電話対応が大変。ちょうど電話対応中に外のインターホンが鳴ると一人対応の受付さんはパニック。私と二人でなんとか凌いだけど。開院時間直前に急患さんからの受診希望電話もあるから、開始15分前は修羅場となることがまずわかった。そして次に一ヶ月前から周知すべく、貼紙やホームページ、留守電の応対に吹き込んだり等、策はこうじてみたものの、「知らなかった、今日はだめ?」予約が詰まっている時間帯だったから、お断りせざるを得なかった、。さらに、午後外来に至っては、私一人の今までの体制で受付をこなすのは、来院された患者さんに失礼千万!…この点については、本当に深く反省している。先週の私の午後外来に自分が患者さんの立場で来院したら、まず二度と行きたくないかも。「診察に集中して!」って。ほんと、ごめんなさい。あとは予約枠の取り方。「診察とインフルエンザ注射両方希望者」が意外と時間がかかるということも気がついた。だから…「予約制だから時間に来たのになぜま待たせるの?」というぼやきやため息も一つの意見…ざっと思いつくだけでもこんなことが挙げられる。

改善策については、まず午後には事務の方に声をかけて、急遽、来週からは午前と同じようにしたこと。急なお願いなのに来週からなのに、受けていただけました。(やむを得ず事務の方の都合がみんな合わないときは私一人体制ですが)あと、開始直前の電話嵐はこの先、常連の方は来月の予約をとるようにし、さらに予約電話のつながりやすい時間をご案内する。因みに開始1時間くらいすると、落ち着く印象でした。

「予約制なのに何故待たせるの?」の意見については…予約枠の調整。課題ね。

賛否両論ある中でも「やってよかった」と思うことも。

何よりも大事なことは、以前のように「熱がある」という方は動線軌跡を分けてさらに、来院していただく時間帯の設定ができること。(今のところ自費の唾液PCR希望者も倉庫を改造した別室にご案内ですが)。次に、患者さんに対して診療の準備ができるようになったこと(例えば明日結果説明する患者さんに理解しやすくなるよう、準備できる…)、そして、寒くなる冬前に初めてよかったみたい。冬の、感染症好発時期よりも早くにこの体制を周知させておけば、熱出て寒空の中、いらした患者さんに、インターホン押したとたんに「電話予約で…」なんていわなければならないリスクも減らせる。そしてスタッフ側も「電話嵐がおさまれば、かえって受付に数人殺到してバタバタするよりやりやすい」との好感度を得ることができた。

新しいことを始めれば、軌道に乗るまでいろいろなことがおきる。一つ一つ、解決して体制を整えていこうと思う。昨年の土曜日や日曜日、インフルエンザの予防接種、胃カメラ予約、いつもの薬希望者、風邪ひきさんなど、狭い待合に人があふれ、スリッパ足りず(10人分しかないからね)慌てて予備スリッパだしたあの光景…当時は、やっと人が集うクリニックに一歩前進したとスタッフと手を取り合い喜んだが、今年にそれを求めるわけには行かない!どう考えてもこれぞ「密!密!密!」ましてや、発熱患者さんは別室に案内できても、無症候コロナ患者さんは見抜けないし防げない。こんなちっぽけな狭いクリニックでどうすりゃ防げる?それには、予約管理して「密」を防ぐしかない!せいぜいうちのクリニックで「これなら大丈夫」の待合風景は、四人待ちくらい。こんな感じで徹底やできれば、コロナ前の診療風景を保つことができるのではないか思う。インフルエンザの流行とコロナの流行がどう組み合わさるかなんて、先のことは誰もわからない。みんながマスクして、インフルエンザ予防接種率上昇が相まって、今のままインフルエンザ罹患が少なければそれに越したことはない…go to ~、海外からの渡航者増加…経済や人々の活動が増えることで多少社会活動が活気ずく中だからこそ、「なんかあったら飛び込める」街の小さなクリニックは、「しがみついた流木が腐木だった」なんてならないように、やってる私が疲れない範囲でできる対策は講じて、誰もが安心して受診できる体制を模索しようと思ってます。

あと、11月以降は私の予定も段々固定してきます。このままだと11月23日まで休みがないから、いい加減体休めなきゃね。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME