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女性蔑視

[2021.02.07]

昨日、今日暖かくなり、春の気配を少しずつ感じる2月第1週の週末。もう立春ですものね。感染者も少しずつ落ち着きつつはあっても、ちょっと気を緩めれば、またパーッとふえるだろうし。陽も延びて明るい時間も増え、梅や山吹、連翹、木蓮…百花繚乱のきせつもすぐそこまで。一ヶ月先に緊急事態宣言中が解除されても、反動で「それー」っとでなく、ゆっくり状況見ながら活動再開したいものですね。やはり「マスク」効果は絶大。マスク、手荒い、うがいで密を避けながら明るい季節の到来を待ちたいもの。

巷の感染者数低下で、クリニックも静かに、いつも通りの外来風景。いつもの薬と一緒に花粉症の薬を求める患者さんが増えてきたくらいが最近の変化かな?

さて、表題にも掲げたけれど、今日は私のblogだから、自分が思っている世の中への不満ぶつけてみた。私見だからね。

先週から身勝手な国会議員、仕事もせず、辞職までするのに、国庫に給料返納無しのとんでもない給料泥棒国会議員、もやもやがあとを絶たないなか、まあ、はらわたの煮えくりかえるような馬鹿発言だ。いけしゃあしゃあと。後からの記者の追求に開き直りの逆切れ対応に、更なる憤りを覚えた。いわずとしれた森発言。「失言」というのは、本題の言葉選びを間違えてしまった時のこと。論旨とは関係ない、言わないでもいいことを言って顰蹙を買うのは、ただの馬鹿。この人の場合首相時代からそうだった。言わないでもよいことを…私は、2003年にこの人が「子供も作らないで遊び回ってて、年を取ってから国の年金の世話のなるのはおかしい」と悪びれもせず子供のいない女性について言い放った時から、歴代首相で嫌悪極まる、最低最悪の首相だと思っていた。働いていて、機会を逃してしまうことだってあるのに…言い訳かな? 当時の私は、もろに適齢期だったから、その言葉に余計に反応したのかもしれない。他の動物みたいに、盛りが付いたら、とっとと種の保存に努めるべしともいうのかい?…「子供を持たない女性」として当事者の私は、馬鹿男のほざきならまだしも、一国一城の主の発言に絶句した。時は21世紀を迎えたと言うのに、この時の発言以外にも、古めかしく時代錯誤も甚だしい、「口は災いのもと」ならぬ「歩く災い口」…だからオリンピック会長に任命された時も、「災い口が波紋呼ぶぞ」と確信してた。ほらやっぱり!こんな人を任命する方もする方…誰だっけ。無責任…スポーツの祭典で皆が前向き、明るく活躍する場の会長、過去に差別的な発言で物議を醸したような人を、任命べきではなかった。あの人じゃなければ東京誘致は不可能だったという説もあるけど、それとこれとは別。

今からでも遅くない。私は別の人にするべきと心から願う。

ここに至るまでも、競技場やエンブレムとか、詳細は忘れたけど、「こんなのがトップだから…」と思われる対応があった。いままでだって、会長に座していて特別素晴らしいまとめ役をなしていたとも思えない。さらにこれからは、開催決定もまだされてないなか、例えば決定となっても、イレギュラーなことへの即断対応を強いられる場面もあるはず。そんなとき、古めかしい、思い込みの激しいトップだと柔軟な対応もできまい。加えて、人の考えはそうそうかわらず、ましてや83歳の爺さん、「舌の根も乾かぬうちに…」的な、呆れることをまた言い出しかねない。トップが変わったところで、下がしっかりしていればそうそう態勢に影響あるまい。むしろ、世界の人には、世論が動いて会長辞任となれば「日本もよくやった」とびっくりされるかも。そのくらいがちょうどういい。日本人は大人しくて、事なかれ主義、上の考えに絶対服従的な、よく言えば、我慢強い国民と思われているから。世論で辞職を求める声が多いなら、トップが慰留といっても、国民感情として、今からでもとりかえてほしい。そうでないと、日本人がああいう考え方を受け入れる国民と思われてしまう。

昨晩、久しぶりの在宅医療の当直で、同行の看護師さんいわく、「日本の男性がみんなあんなふうと思われてしまう」とぼやいていた。確かに…。彼なんかはむしろ女性が多い中で、切磋琢磨頑張ってきたのだから、男女の差なんかないとわきまえているから…。

私自身いままで生きてきて、ずっと学生時代は男女共学。多感な学生時代も女性をだから…みたいに上から押し付けられるようなことはなかった。医学部は群馬は100人中確か女性は18人。人数はすくなかったけど、何をするのも男女平等。成人になるまで、男女それぞれ一人の人間として尊重しあう中にいた。ありがたいことにそだった家庭の主は昭和ひとけた九州男児ながらも、むしろ自己責任のもと、自分で考えたとおりに生きるべし、女はこうあるべしみたいなことはいっさいなかった。社会人になってからも、「もしかしてセクハラ?モラハラ?パワハラ?」そうそう言葉が闊歩する現代ならばそうとも取れるが、当時の私は、それが「若手医師の避けられぬ道ならば…」と、気にもしなかった。男性は、女性はと、性別でくくられることがない中でずっと生きてきた人間には、どうにも聞き捨てならないのだ。

もやもやしていたが、日曜午後のプライベート時間、声楽のレッスンへ。御爺も一緒に。まだはじめて5回目だけど、独唱にも少しずつなれてきたみたい。私は私でその後1時間。。何があっても声を出すってやっぱりいい。すっきり。ちょこっとでもイタリア文化に触れられて、幸せな気分に。歌うと幸せホルモンが出るのかしら? 帰りは父と別れて閉店間際のジムで10キロ走った。ここまですると、仕事も含めたストレス一気に解消!奇しくシャッフルさせて走った最後の音楽はsuperflyのbeautiful。自分応援ソング。

とりあえずすっきり立て直して来週もがんばろう

 

 

 

 

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