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感染したとき・濃厚接触時、今はどうすればいいの?

[2022.02.06]

如月、立春…梅のかわいらしい花がちらほら。ほんと、今年の寒さは身に沁みて、日当たりの良いところで咲きはじめた、小さなかわいい梅の花一輪目にすると、ことさらに安堵感がわいてくる。

オミクロン第6波となり、三回目の日曜日、昨日までの状況は、わがクリニックでもあまりかわりばえはしない。発熱患者さんとして受診していただくべき患者さんはなるべく受けるようにはするものの、ホームページにも記しましたが、通常外来の他は、うちは当分予防医学となるワクチン接種にむしろ舵を切り替えたから、ゾーニングや時間差での発熱患者さん枠には、限りある。だからすぐに一杯に。ちょっと気になるのは、対応する患者さんの年齢層がはばひろくなってきたこと。先週くらいまでは明らかに若者カップルや乳幼児から大学生の子供とその親。だから50歳代くらいまでだったのが、つい最近は高齢化しつつある。何だか嫌な予兆…それでも、毎日の私が陽性として保健所へ届けた方々への健康観察では、幸にして来院時より悪化しているケースはゼロ。先日の臭覚異常を自覚していた患者さんも健康観察期間中に改善。咽頭痛や頭痛が観察期間が終わる、つまり発症してから10日近くなっても残っていると話される患者さんが割と多いようです。  高齢者へも広がりつつある中で私がクリニックとして力を入れたいのがワクチン接種! ちゃんとホームページやblogでの告知をチェックしてくださってる方も少なからずいらっしゃるようで、予約電話もあり、接種も粛々と進んでいる。三回目接種が二回目終了から8カ月から6カ月に短縮され、対象者もふえるなか、ワクチン接種希望する方へは、可能な限り速やかに接種できるよう、一般外来とバランスとりながらこなしますね。 マスクや消毒、個人的な予防に関しては日本人は各々しっかりやっている。残る予防が三回目ワクチン接種で、これが日本は遅れて、いまだ三回目接種率が5%にも満たないのなら、早く希望者へはいきわたるようにしないと。 15分待機中も含め、三回目のあと、副反応の相談はいまのところなし。二回目まで何もなくても三回目で発熱した方もいました。三日目で解熱。モデルナ二回で今回ファイザーの方もいます。

連日報道される陽性者数の増加に、もはや「明日は我が身」感が否めない。政府も経済活動とのバランスで次から次へと観察期間を変更するから、私自身も何が最新バージョンなのか、確認が必要な状況…ここにまとめておきますね。もはや人事ではないからね。                             検査の結果陽性となったとき… 症状のある方は発症した日から10日、症状がない方は検査日から原則7日自宅待機を。

検査の結果陰性となったとき…濃厚接触者の場合は7日間の健康観察が必要でその間に症状が出たときは医療機関に相談してください。

観察期間が終了した時点での医療機関受診や再検査は原則、必要ないです。

ここのとこ、わがクリニックでのコロナ対応関連blogが続いたから、来週は帯状疱疹ワクチンの話題(それこそ、副反応が強いと言われる不活化ワクチン、私が自ら経験して報告する予定)、さらにその先は、3月からわがクリニックで開始の、大腸内視鏡のはなしを話題にする予定です。 コロナ対策以外にもいろんなこと、考えてます。小さいけど、できることは工夫しながらこなして、散らからない範囲で色々提供できるクリニックにしていきたいなって思ってます。  ありがたいことに、助けてくれるスタッフが、力貸してくれるから。ワクチンもそう。「枠増やすよ~」 「了解~」 そんな感じで、ほんと、感謝。やりたいことができるのは、物理的な時間、金銭ももちろんだけど、周りの協力あってこそ。 

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