メニュー

第6波は来るのか?

[2021.11.21]

秋も深まり街路樹も日を追うごとに秋色に。毎日同じ道を自転車で通ってると、一日単位での彩りの変化を感じ、いまどきの通勤を楽しませてくれる。昨日はひんやりとした夜霧にかすむ満月も綺麗で、好天気が続いていたせいか、去年の秋より季節を鮮明に感じている。 時間があれば温泉にでも行きたい気分…

今週は何と言っても大谷選手のMVP。誰かがコメントしていたように、世界の宝とでもいうべき。とんでもない偉業をなしえたのに決しておごらず、その瞬間くらい、ガッツポーズのひとつでも見せて、むしろ当然なのに。既に来年を見据えた冷静なコメント…。今年の数々の名場面は同じ日に何回見ても見飽きない…。

そんなこの一週間のクリニックは相変わらずインフルエンザ予防接種業務がメイン。そこに腹痛、風邪… ビックリするような事件もなくあっという間に一週間が終わった感じ。 毎日報道の都内の一日感染者数も減り、今月号の内科学会誌も「COVID-19パンデミック 2年をふりかえる」と、とりあえず一旦、「総括」を特集していた。今後の展望や見通しに関しては、専門家をもってしても、正しいか解答は存在しない。エディターの方々は「執筆している2021年9月は第5波は落ち着きつつあるが…」と、実際に出版されて皆の手元にこの稿が届くときはどうなってるか…という危惧が読み取れる。感染者が減り緩和に舵をきれば、またリバウンドで感染者がふえるのは万国共通。現に世界では今の瞬間、デルタ株が猛威をふるうところも。ワクチン摂取をメインにそれぞれの国の制度や価値観、文化のちがいで対策もことなり、正解もないなかで、日本は来るか来ないかわからない「第6波」にどう対応するか…  日本の昨冬の第4波や今年ゴールデンウイーク頃の第5波は、ワクチン接種も先進国からは後れを取り普及してない中、高齢者の重症化率や死亡率も高かった。春から夏にかけて、ようやく始まったワクチン接種がどんどん進むと、運よく高齢者はワクチン接種が進んだせいか、第5波が襲ったときは、接種から漏れた若者の罹患率が増え、かつては「若年者は重症化しにくい」という神話もデルタ株の前では打ち砕かれた。このときワクチン接種の終了した高齢者と、接種無しの若者の間で明らかな差が出たから、ワクチン効果をはっきりと証明された。どうなるかと、とどまるところ不明の夏の感染者数も、嵐が過ぎ去るかの如く、すーっと減少したのが9月。結局この減少の理由もはっきりした理由はわからず仕舞い。 こんななか「第6波は…?」 わがクリニックが、以前から私が感覚として得ている「都の感染状況のミニ・ミニチュア版」 なのであるならば、どのくらいの波形かは不明ながらもおそらく波は来るだろう… というのも、あしかけ2ヶ月、音沙汰なかったPCRや抗原検査の問い合わせ、濃厚接触者として保健所経由の依頼もここにきてポツリと出はじめたから… これが単なる危惧で終わってくれればよいが… これまでの「波」での背景要因が違うように「第6波」も何かしらの特徴がでてくるだろう。今までと違うのは、迎え撃つ我々の方にも「重症化を減らす効果は一定期間持つと言われるワクチン接種が進んだ」「抗体カクテル療法へアクセスしやすい環境が整えられつつある」「経口薬ももうすぐ世に出る」と、今までの波のときよりも強力な盾や剣を手にしている。かつ、日本人はいまだしっかりマスク、(報道によると)黙食に慣れたのか、いざ会食できるようになっても大声を以前のように出さなくなり…など緩和が緩んでもそこまではめはずさない国民性…第一もともとウオッシレット生んだような清潔好きなお国柄… ウイズコロナのなかで「日本モデル」 をつくりだしたいもの。 今、ショパンコンクール2位の反田さんの音楽と特集を聞きながらがblog書いている。この話題もクラッシック好きの私にはビックニュースだった。 大谷選手や反田さん、27歳の彼ら。今年はビックな規格外の20台の頼もしい姿に驚かされた1年だった!   今週は火曜日が休み!明日のバイト頑張れば、翌日は目覚ましかけないでいいんだ!ハッピーマンデーじゃない祝日もよいですね!

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME