酷暑の中での納品
昨日、今日2日にわたって医療器具、機器のほぼすべての納品が完了。
「僕たちも忘れられない納品日になります」
今まで数多く納品をしてきた業者さんも危険と言われるまでの酷暑の中、しかも一度に沢山の業者さんに分刻みで納品していただく中での仕事というのも、お互いが譲り合って緻密にみんなで計画してきたからなせる技。
私が未だに仕事をしながらの限られた曜日での開業準備、かつ内覧会のチラシやリーフレットなど印刷物作成のためには今日納品を済ませて写真をとらなければ間に合わないのだ。私の勝手な都合に合わせてとなると、ここでも一枚の契約書の甲と乙ではすまされないあたたかい気持ちがあっての協力態勢。
でも、いったいどうして…?
よりによって引き渡し日は台風、納品日は危険なほどの酷暑!
いくらクーラーきかせても業者さんの額からは汗が吹き出ている。
昨日も今日も…
奇しくも昨日現場の保健所の審査に立ち会い、たくさんの人がクリニック内で装置を設置している様をみていた父が今朝、私の出がけに背中越しにこういった。
「みんなが協力してあんたのためにがんばってくれているんだから大船に乗ったつもりでおればいいよ!」
そう、今日の汗ほとばしる作業は、将来私がくじけそうになったとき、間違いなく頭をよぎる光景だ…。
ただ納めればよい!ってだけじゃなくて働くようになってからの使い勝手のよさをみんながちゃんと、考えてくれている。
何とか写真撮影も終わり
無事17時過ぎに一通りの作業は終わりぽつんと一人。
すっかりそれらしくなったクリニック。
あとは少しずつ地道に私が積み重ねていかなきゃならないんだよね~なんて診察台にごろんとしたらすっかり寝入ってしまった。
気がつけば外では雷、夕立…
待ってから遅くにうちに帰れば物音に父が起きてきた。
疲れた顔してたのか「おとうちゃまがついているんだから大船に乗ったつもりでおればいいよ」
だって。なんか言ってる。夢でも見てた…?
きっとこーんな年齢でも娘は娘。帰宅した私に何か当たり障りないこと声をかけようとしてとっさに出たのかな?
でも隊列からはみ出たムーミン谷のにょろにょろ(白髪で、白いすててこ装束のじい様はまるでニョロニョロ!)に言われてもねぇ。大船にはならないよ~??せいぜい手漕ぎボート?
まあ、でもここにも応援者がいたんだ。
はぁ~ほんとはゆっくり一杯やりたい気分…
でも、明日は仕事&午後は2階の整理で義理弟駆り出して作業。
一杯は明日までおあずけかな?寝飛ばしたら大変!