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12月

[2019.12.03]

暖かいだった1日の終わり。帰路にてちょうど横浜駅に19時。時報と共に某デパートの玄関が素敵な音楽と共にクリスマスイルミネーションステージに。突然始まった華やかな演出に思わず足を止めて見入ってしまいました。

12月…

そろそろインフルエンザ予防接種もタイムリミットにさしかかりつつあります。可能なら12月初旬までの接種がお勧めです。

今日はその予防法。あたりまえのようですが、やはりうがい、手洗い、マスクは基本ですが、みなさんは「うがい」どのようにやってますか?

意外にもうがいは日本固有の文化らしい。「鵜飼」が語源で鵜に魚を飲ませてその後吐き出す動作にヒントを得て平安時代あたりから今に至る古き善き文化らしい。だからこそ、あまり世界規模で実証データーがなかったわけですが、日本で、水うがいが予防効果があるとエビデンスがでています。その際、風邪を引いているのでなければ、通常の水で。うがい薬を使うと、口のなかの常在細菌のバランスを崩してしまったり、うがい薬の成分が強すぎて、かえって喉をいがらっぽくさせてしまうこともあるから、水で。面白いことに、その統計データでは、うがい薬使用群より水うがい群の方が予防効果があったくらいです。

さらに、もうひとつのポイントは「ゆすいでゴロゴロ」。特に朝、起き抜けにうがいするときは、口の中に雑菌が多いから、まず、一回はゆすいでペッ。

それからおもむろにうがい開始。その際は声を出した方がのどの奥までとどいているから。「あ」よりも「お」のほうが、より奥までとどくとのこと。

一般的にはかぜのウイルスは20分くらいで体内に侵入してしまうからせめて、人混みから離れてできる環境ならまずうがい、手洗い。

マスクは…しないよりした方が…ベースかもしれないけど、風邪を引いた人からの咳やくしゃみの飛沫を防いだり、あと、雑菌で汚れた手で顔周囲を触ったりするのをふせぐ、あとは、この乾燥の季節、のどの保湿効果にもなるからやはり、予防には大切なアイテムですね。

うちのクリニックは待ち合いも狭いから、この時期、暇するほど患者さんが少なきゃまだいいのですが、時にたまたま波があってか、怒涛のように患者さんがあふれるときは、クリニック内で感染起こしたくないから、わたしも巻きモードで診察しますね。こういう時、せっかちな性格も効を奏する?

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