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12月になって。3ヶ月経過しました。

[2018.12.01]

師走の始まりを疑うほどのあたたかさ。

今日は講習会で夕方まで室内にこもりきり。天気も良いのにね。

クリニックは今日から3ヶ月目。

「慣れた?落ち着いてきた?」たった3ヶ月なのに何度となく顔を出してくださる患者さんに帰り際、声かけられるけど

いや~まだまだ。ふとこの前気がついたけど、確かに開業1ヶ月抱えていた問題はクリア。でも今はまた別に…

きっと落ち着くなんてことはないのかも。

都度、そのときに応じて。きっと子育てみたい?子供のその年齢に応じた悩み事… 何かを作り上げるってきっと一つ一つそのときに起きたことをきちんと受け止め、対応し解決を見つけ…のくりかえしなのかも。unnamed

 

最近日が落ちるのも速いから、夕方来院される方は道に迷ってしまうこともあるみたい。

電信柱の道案内も居住歴50年の父が業者さんにご意見施し先日直していただきましたが暗くなると…

クリスマス前はイルミネーションをしているから目印にね。

でも、隣駅からもネットで探してらっしゃる方もあり、やっぱりネットの力は凄いと実感。

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さてさて今日は帯状疱疹の話を。

実際クリニックにも帯状疱疹の患者さんいらしたし、ワクチンといったら季節柄インフルエンザや風疹が今、取り沙汰さ

れているけど今日の医学的な話は帯状疱疹という変化球で。

「帯状疱疹」というのは(知る人も多いだろうけど)体に帯状にピリピリ刺すような痛みが起こり、その部位に赤い斑状水膨れが帯状に出てくるもの。子供の頃のかかった水疱瘡のウイルスは治った後も神経節という所に潜んでいるのです。加齢やストレス、(あとは糖尿病の患者さんはリスクあり)で免疫力が低下すると、おとなしくしていたウイルスが再活動をし始め、帯状疱疹が発症してしまう。

60歳代にピークはあるものの、50歳くらいからの罹患が多く、問題なのはブツブツが治ったあとその2割くらいの患者さんに帯状疱疹後神経痛という痛みが何ヶ月も残ってしまうこと。これはほんとにしんどそうです。

そして80歳までに3人に1人が帯状疱疹を経験するとのデータもあり。また、年が上がるほど重傷化しやすい。

だからきっと、高齢者の方が多い我がクリニックでは「お友達がなってしまって、大変そうだったから怖くなって…」

と相談に来られる方がいらっしゃるのでしょうね。

医学的には神経痛だけではなく目の合併症や髄膜炎、脳梗塞や血管炎のリスクもあることが知られています。

もしなってしまったら速やかに抗ウィルス薬投与が大切なので「医療機関を受診」ですが、予防的にワクチン接種もできます。

(問い合わせがありましたが、これについては今のところ日本では50歳以上の成人に対して公費補助はありません)

希望者が自費扱いでの接種となります。(もしご希望あればご連絡くださいね)

あと、質問であったことの答えをまとめると

●帯状疱疹が帯状疱疹として他人にうつることはない

●帯状疱疹が水疱瘡罹患歴のない小児に水疱瘡としてうつることはある

●水疱瘡の孫からおじいちゃんに帯状疱疹としてうつって発症することはありません(念のため)

ブログも雑感だけでなくてちょこっと、その時期に気になったことや質問、問い合わせがあったことに答えながら進めなきゃね。

先週、夏みかんと柚に妹夫婦がやってくれました。母が健在だった昔から我が家の慣わし。クリニックになっても健在。15時半から19時までね。

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