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超音波(エコー)検査

腹部超音波は探触子(プローブ)という、ちいさな機械をお腹に当てて調べる検査です。痛い検査ではなく、放射線被爆もないので安全な検査です。大体15分くらいで終わる検査です。

超音波(エコー)のしくみ

超音波というのは、人が聞くことができないような高周波の音波です。その音波が何かに当たればはねかえってくるのですが(山びこもそうです)、跳ね返りの度合い=反射は、当たったものによって異なります。この跳ね返りを利用し、データ変換すれば画像としてとらえることができます。なので超音波装置のルーツは潜水艦探知機、魚群探知機としての利用から始まりまったようです。

それがやがて医学に応用され、体表から体内の様子を探ることができるようにまで技術を進歩させました。

どうして超音波で病気が分かるの?

例えば「お腹が痛い」という症状に対して、痛い場所に超音波を当てれば疾患によってはその原因がわかることもあります。「胆石」「腎結石」が胆管、尿管などの細いところにはまりこんで症状を起こしている場合など。あるいは「お腹がはって苦しい」こんなときも体表から見て「もしかしたら腹水がたまってる?」と疑われれば、ちょっと超音波を当ててみれば本当にそうなのかわかるわけです。
先程「超音波が当たるものによって反射が違う」とお話ししましたが、この事を利用して、人間ドックなどのスクリーニング検査で症状がなくても「脂肪肝」「胆嚢ポリープ」もちろん「腫瘍」などの有無が確認できますので重要な検査となってきます。

超音波検査(エコー検査)と胃カメラ、大腸カメラの比較

超音波検査で得られる情報は確かに多く、患者さんにも苦痛がない検査でありがたいのですが、消化管についてはやはり胃カメラや大腸カメラのように直接見ることができる検査に勝るものはありません。

当クリニックでの超音波検査

当クリニックでは、緊急性があれば外来診察中に行いますが、通常は、お腹の中に食物がない状況(食物が画像のじゃまになるので)の検査が好ましいので患者さんのご希望の時間に予約をとり行うようになります。ご希望の方はご連絡ください。
通常は朝の空腹時が好ましいですが、食後6時間は開けて検査をした方が良いので、午後にご希望の方はその点をご注意ください。せっかく予約したのにうっかり食べてしまっては、得られる情報も少なくなりますのでもったいないです。

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