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抗原検査導入、初日曜そして12月からのPCR

[2020.11.29]

落ち葉舞う季節。今週はいよいよ12月に突入。いらっしゃる患者さん誰しも「今年はあっという間」そして「何か怯えて過ごしてた」とか「何もしないで終わっちゃう」との言葉も添えて。寒い北風に舞う落ち葉の渦を見ていると、コロナ風に舞い、渦に巻き込まれている自分たちみたい…なんて思ってしまいます。

同じ北半球のイギリスにしろフランスにしろ、あれだけ日々増加の途をたどっていた国々が行動制限強化したら揃って感染者ダウンになっていることからも、そうすることの有効性はあるのだろうけど、それは困るという業界の言い分もごもっとも。規制がきつくなればなるほどその後の反動はより大きなものになり、またそこで感染者がふえる…何回かこういう局面繰り返しながらワクチン開発を待つのことになるのでしょう…。

今日の日曜診療…ぐちゃぐちゃ…私の気持ちも。来週からはほぼ落ち着くのだけど、今日までインフル予防接種で朝から予約はパツンパツン。そこに保健所からの紹介の発熱患者さん、ネットで捜しての発熱患者さん…電話がなりっぱなし。実は受付が、来院患者さんの対応に追われているときは電話に出られないから、留守電対応にしている。私が診療していると(患者さんに失礼だから電話に出ないようにしているのだが)診察室にある子機に、私の吹き込んだ留守電応答聞いて「がちゃん!」と音を立てて先方が切るのを聞くと、何ともやりきれない。電子カルテのシステム上、ネット予約もできないし。たまたま私が電話に出た相手は発熱患者さん以外は「胃痛」「胃もたれ」「のどかいたい」「くすりがなくなった」…。「今日は予約で一杯だから、お待たせするかもしれないけどそれでよければ」と伝えると、それでもいらっしゃる患者さん、或は「じゃもういい…」と不満げに切られちゃったり。前述の患者さんだって、来てくれれば、なるべく合間で診るようにはしているけど、請け合いすぎると待合が「密」状態で何のための予約制だかわからなくなる。そして…「じゃもういい!」って言われても、私にしてみれば、皆平等に一人の患者さん。いくらインフル予防接種の方が症状のない元気な人だからといっても、この人たちは(特にファミリーでこられる方々)前から時間すり合わせて予約していた人。患者さんにとっての一分一秒に、症状あるなしは関係ないと私は思っているのだが…。さらには「電話予約」とあれほどいっているのに「近くだから直接予約にきた」と言って、実は空いていれば今診察を…、みたいな患者さんも。ここは空いてても、あっちには発熱患者さんが待機しているのだよ…てなぐあいでごちゃごちゃな日曜でした…予防接種嵐はピタッと11月でおさまるみたい。日曜診療については、来週の土日以降は落ち着いて症状ある人や投薬希望の人が当日予約でも何とかなるでしょう。今日、繋がらず電話を切った皆さんにはすみませんとしか言いようがなくて。

さて、抗原検査導入の初日曜。やはり役にたちました。「濃厚接触者ではなく、なおかつ発熱2日~9日の患者さんに抗原検査を施行し、陰性ならば追加のPCRは必要ない」という定義があるから、今日は「今は解熱したけど数日前2日間、38度台発熱していた」とその家族の診察には役立ちました。陰性ということで安心材料にはなるし、今後、たまたまこんな形でいらした患者さんが「陽性」と出れば、PCRを週が明けて行い初めて陽性とわかるより、早い段階で囲い込みができる…今日使ってみて実感しました。何より20分くらい、インフル検査より若干時間はかかるけど、そんな短時間で解ることは魅力ですね。とは言え、12月からPCR検査、うちは委託ですが、今までは翌日夜だったのが翌日昼にはわかるようになります。

さてさて、散々だった今日の有様…何もしらぬわが御爺に向かって帰宅後ぶつぶつ…耳も遠いし、最近は人のはなし、聞いてるんだかないのだか…補聴器もつけずに「あんたはきゃんきゃん、うるさいわ…」だって。どうせ聞こえてないだろうとそれでも「こうだった、ああだった」話していたら「あんたがカリカリしていてもはじまらんよ…あんたがそんなに重症とは思わなくても、そりゃ患者にして見れば、今起きた症状ならすぐに診てもらえると思うさ…でも今は前と違いコロナを考えにゃいけないから。予約制にしたんなら、わりきるしかない。患者ってのは自分の体のことしか考えてないんだから、いちいちカリカリして、あんたが体こわさんようにしないと、もっと大きな心持ちでおらんとやっていけんよ」だって。聞こえてんじゃん。聞いてないようで聞いてて、時々なーんとなく腑に落ちることを言う。「亀の甲より年の功」か…

 

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