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どの内科も総合診療科なのに…

[2024.02.11]

今日は建国記念の日で日曜日。祝日ということでクリニックの日曜診療はお休み。明日も振替休日なので2連休。雪降りからの先週の始まりとはうってかわり、力を帯びてきた春の陽射しに躍動感をおぼえ、早速、午前中は軽くジョギング。あまり走り込むと、午後からの歌のレッスンに響くみたい。  ちょこっとのジョギング中、耳元のラジオから、気になるリスナーからの投稿が寄せられていた。 J-WAVEか、Tokyo-FMどっちだったかな? たいてい私は走りながら、ラジオリスナー。今日も耳元にラジオ。 で、年齢は多分20代か30代? 女性からの投稿をナビゲーターが読み上げていた。あったらいいもの みたいな投稿で、その方は「紹介状を気軽に書いてもらえる総合診療科」と言うのだ。「自分は貧血と頭痛で長らく困っていると。内科か、婦人科、どちらに行けばよいのか、悩んだまま、二の足を踏んでいると。以前、かかった医療機関で担当医と合わずに医療機関に行くことにトラウマを感じていて、あやふやな症状で受診するより、この場合や、どこに行けばよいか判らないとき、紹介状を書いてくれる気軽な総合診療科があちこちにあればよいのに…」という内容だった。 走りながら聞いていて、正直私は驚いた。いまどき、こんなふうに悩む人いるんだ…と。一瞬、海外滞在が長くて日本の医療制度を理解してない人なのかな?なんても考えてしまった。「うちにおいでよ!」なんて、営業投稿したいくらい…。 いや~この場合に即せば、まず内科でしょう。婦人科からでも悪くはないけど、特に内膜症とか、筋腫とか基礎疾患あることがわかっていればね… そうでなければ内科で大丈夫。そもそも頭痛も貧血が原因で起きていることもあるから。貧血で充分に身体に酸素を送れず、脳が酸欠状態になり頭痛になる、つまり高山病みたいなものね…。 だから、自己判断でロキソニンなんか頭痛だっていって服用していたら、大変!ちゃんと貧血直せば頭痛だって改善することも。 さらに、一口に貧血と言っても若い人にありがちな鉄欠乏性でないこともあるし、鉄欠乏性なら吸収不足以外に消化管から出ていることもある。そういうことも含めて、内科でいろいろ調べて、その上で必要に応じて鉄剤含めて、処方等治療…。 こういったケアはどこの内科も一般的にやっている。開業の内科医はそれぞれ自分が得意とする専門分野はあり、それを掲げてはいるけど、そもそも内科医なんだから、これくらいのケアは一般的。 もし、途中で婦人科でも診てもらう必要がありそうだと判断されれば、内科医も診療情報提供書と言って、こちらのデータ合わせて紹介状は書いてもらえるし、万が一にも血液の専門疾患であると判断されれば大学病院や、地域の「血液内科」へ紹介となる。 こういった一連の流れはどこの内科も全て同じ。 自分の症状がうまく言えないからかかりにくいという悩みもあるならば、初診時は紙ベースの問診票が大抵どの医療機関にもあるから心配ご無用なのに…  「いまどきこういった人もいるんだ…」 と、診察する側の人間にとっては驚きだった…。 ナビゲーターは「そうですね」と、共感しながら、さらに「オンラインとかでもそういう医療行っているかも」と、アドバイスを送っていたっけ。 私は驚きつつも、走りながら考えた…。 「これは、意外じゃなくて当たり前の現実かしら?」 そもそも診察室に訪れる人は、「診てください」と、来ているわけで、すでにこの投稿者のラインから一歩踏み込めたから、来ているわけ。そういう患者さんばかり診ていると、それが当たり前と感じてしまうけど、「この医療機関の患者さん」と、医療機関の門をたたけない人も存在するのが、むしろ普通なのかも。  また、このケースのみならず、例えば「腰痛」や「背中の痛み」。内科か整形外科かどちらかわからないっていって来る方も。どちらの科からかかってもよいのよ。自分の領域ではなさそうなら、患者さんと相談しつつ、他科に紹介するから。なんか、この投稿者のかた、気の毒。悩んでないで、近くの内科まず、飛び込めばいいのにね。 トラウマがあっちゃ気の毒だけど、でも気軽に話せる先生、近くにきっといらっしゃるはず。 貧血で、何をするんでも息切れじゃきついはず。酸欠状態じゃ、身体の細胞もかわいそう。

なーんて今日は歌のレッスン前の電車の中でblog完成! 貧血じゃなくて多血の話はまた先延ばし。 さーて。 声出すと気持ち上向くのです。 私より先に、ぼけ防止と喉のリハビリで御父が行ってるはず。  あーあ、休みでも御父の世話でイマイチ休めないのがねえ…  せいぜい走ったり、歌ったりで息抜きね…。明日も休み。2連休うれしいです。とりため録画状態のアストリッドとラファエロ見なきゃ。

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