インフルエンザ外来になっちゃいました
寒い!昨日は冬至だったものね。X'masやお正月も忙しいとピンと来ない。通勤中のラジオからの楽曲で辛うじてX'masを実感。自転車ではなく、最近体調見ながら朝、走ってる。自転車だとつい、黄色信号も突進!やっぱ危ないし、この季節寒すぎ。走る方が身体も暖まるし、信号で無理しないで留まるし。それに、好きなラジオを聞きながら音楽や情報仕入れられる。身体も暖まるばかりか、すっきり!なので荷物がない、元気な日は走ってる。地味にトレーニング続けてます。
さてさて、クリニックは先週末くらいから明らかに騒々しい。まあ、なんとインフルエンザが多いこと! 昨日(土)は全職員残業でフル稼働。今日は12時の段階で15時まで発熱の予約で埋まってしまい‥。元々の予定患者さんの倍以上発熱の新患さん。クリニックは13時までなのに‥でも、昨日から39度だ、40度だ、妊婦なんです‥じゃ、断れない。さすがに、昨日も夜帰るの遅くなり、今日もじゃ、これ以上無理! 2、3人お断りしてしまいました。で、入らした患者さんは、結構遠方から。みんな探してるんだ‥。で、調べるとほぼインフル。9人インフルなら1人がコロナというような比率。圧倒的な多さでインフルはAもBもでている。このインフル陽性率はコロナ以前、まだ私が勤務医であちこち内科外来のバイトをしていた頃も経験がないほどの多さ。なぜこんなに流行? 今年の気象も影響していそう‥。極端に乾燥している環境はウイルス感染拡大には好都合となってしまう‥。 あきらかにコロナ禍の発熱外来問い合わせを彷彿とさせられる有り様。 でもね‥私は面白い違いに気がついた! コロナ禍でのビリビリ感のような、殺伐とした感じがないのだ! 患者さんも「インフル陽性」と知り、「ああそうですか」と冷静な人が多い。うちはコロナ検査も同時に行うので、「コロナ陰性」もセットで伝えるわけだけど。患者さんによっては「コロナは陰性ね」と念押す方もいるから、やはり世間的にはインフル感染の方がファミリアというか、良く知る敵なんでしょうね。たしかに、コロナははじめの頃流行った株の恐ろしさや罹患後の後遺症などまだ、おなじ5類でも恐さの方が先にたつよう。 こんな感染症に対するイメージの差も、世間規模で見たときの、インフル感染拡大速さの一因なのかもしれない。 あと、外来をやっていていつもとちがう違和感はインフル陽性となる前に何らかの先行感染があったような人が多いこと。 先にに咽頭桶や咳。熱は微熱か、平熱も。前医でマイコや咳喘息疑いで、検査もなく、臨床症状だけで対処療法どころか抗生剤やステロイドまで出されていることも。で、しばらくして熱が出だして調べたらインフルだった‥、不思議なことにこういう症例多く見かける。経過からははじめからインフルだったというより、先行感染あり、体力弱っているところに、今度はインフル‥と考えるのが妥当かと。 そもそも、夏が暑すぎて、さらには秋がないような暖かさから急に寒くなり、おまけに火事のニュースががあとをたたないような極乾燥。気候変動に身体がついていかず、抵抗力も弱っているからこんなおかしな事象もおきるのでは?自説ですが。 さいわい、抗インフルエンザ薬が、足りないという話はいまのところ届いてないけど、せき止めは足りない情況。 予防は当たり前の手荒いやマスクなんでしょうけど、寝不足とか、外出のと気の寒さ対策、からだの免疫力落とすようなこともしないようこころがけないとね。私も気を付けなきゃ!