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10月からのワクチン接

[2025.09.21]

やっと秋を感じる気候になりました。

明後日はお彼岸、暑さ寒さも彼岸まで‥といきたいところです。

さて、10月からワクチン接種が始まります。インフルエンザとコロナワクチン。

今回はコロナワクチンについて少し解説を。

コロナについては5類になり、65才以下の人は任意接種になった昨年は、料金的な問題もあるせいか、当院においては専ら接種希望者は助成のある65歳以上のかたがほとんどでした。私たち世代の接種希望者はほんの数人でした。高価だしね‥。 なので馴染みのあるファイザー一択でやっていました。 今年は我がクリニックはファイザーのほかに、武田のヌバキソビッドも採択し2種類を希望者が選択できるようにしました。国や府中市からも接種対象者が有効性や安全性を理解できるよう情報提供を行うように指導されていますので。

我がクリニックで取り扱うファイザー製はmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン。武田のは組換えタンパクワクチン。同じワクチンでも作り方が違います。

メッセンジャーRNAワクチンでは、ウイルスを構成するタンパク質の遺伝情報を体内に投与します。その遺伝情報をもとに、体内でウイルスのタンパク質を作り、そのタンパク質に対する抗体が作られることで免疫を獲得します。  組換えタンパクワクチンは、不活化したウイルスや細菌、病原体を構成するタンパク質からできていて体内にせっしゅすることで抗体を作らせる。さらにヌバキソビッドは(帯状疱疹ワクチンと同じように)体内でより抗体を産生しやすくするアジュバンドとで構成されています。 

どちらも効果は同じようです。ただ、武田の方は副反応が少ない(インフルエンザと同じくらい)との報告があるようです。

もし、コロナワクチンを希望する場合は、どのワクチンを選ぶかは個人の選択となりますが、ざっくり、私が方々から集めた情報や動向、製薬会社の勉強会での演者先生の話からだと

コロナワクチン打つ際に、従来のだと副反応が‥と考えるかたはヌバキソビッドを。また、今までたいした副反応もなかったし、経験もあるから‥なら従来のファイザーで‥ という感じでしょうか?

ちほ内科での摂取は2択ですが、参考にしてくださいね。高齢者や基礎疾患のあるかたには重症化予防のためのワクチンは有用なので。

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