富士山チャレンジマラソン
週末はクリニック建築現場へは足を運べず。今日はこの機会しか乗っけられない内容のブログを。
というのも今年で4回目の富士山チャレンジマラソン5lakes 118キロ、参加のため土曜午後から現地入り。
昔からマラソンは好きで(昨今のブームに乗ってではなく。ひ弱だった私を鍛えるために小学校にあがる年から週末家族
4人でそれこそ、実家の近くをみんなで走り始め…今日に至るまでストレス解消目的でずーっと走っているわけ)
ここ数年は、ウルトラマラソンにはまり年2,3回は参加しています。
富士山チャレンジ5lakesは朝4時、会場の富士北麓公園をスタートして、一筆書きのように5湖を巡る118キロのコ
ース。
朝焼けの富士山から夕暮れ時の富士山、それぞれの湖とともに移る絶景はこのマラソンならではのランナーへのご褒美。
それに、ここ数年は「完走するメンタル(ただのくそ根性?)と体力があれば、大抵のことにはのりこえられる!この1年も
大丈夫、まだまだいける!」みたいな自分自身の「自信」のための、いわば「恒例リトマス試験紙」となり、この大会参
加しています。来年以降はクリニックの診療もあるから、おそらく今年がこの大会は最後。どうしても完走 したい!クリ
ニック完成への願も掛けて!
想いも強く4時にスタート。気温7度。まずまずのスタート。ところが気持ちが先走ってか、前半スタートまもなく、ち
ょうど夜もあけて山中湖周囲を走る頃、自らの足が絡まり、どてーっとはでに転んだ。音で周りに一瞬振り返られ、なん
か動揺。立ち上がって、骨は折れてなさそうで、足は動くことを確認したものの「スタートまもなくなのに転ぶなんて滅多
にないからあんまり調子良くないのかな?それにもいちど同じ転び方したら今度こそ骨がやばいかも…まだなんとかエスト
ロゲンがでている年頃で助かったわ」なんて考えつつ走るも、負傷した足をおそるおそる、かばいながらのランはいつも
と違う。加えて過去3回にはなかった暑さでメンタルは折れそうに。途中から、タイムオーバーで関門に引っかからない
よう、それだけを念じるのみ。
でも、不思議、変なプレッシャーでなくて「長めのハイキングなんだから」「1歩1歩で着実にゴールに向かってる」
よけいな考えを持たない方が気持ちは楽に。なんとか夕暮れ向かう黄昏の富士を目前にゴールできた!
あんなにつらかったのにタイムはまあまあ。100キロまではすべての参加したウルトラで2番目によかったわ!
で、こういう記録をみちゃうとまた次も…でもそろそろいい加減にしておいた方がよいかも。さすがにゴールして救護室
でケガの手当てを受けるようじゃねえ。おニューのレース用のタイツもボロボロ。でも護身術?手はかすり傷ですんだ。
なので今日もふつうに内視鏡。かえってランナーズハイ?いつもより調子がよいわ。
でも救護室で「名前は?ゼッケン番号は?年は?」と年齢まで聞かれたときは、なんだか違和感…最近、患者さんにとし聞
いても、私が聞かれることってなかったもんなあ…我が年齢!目で見るでなく、声に出して音声で聞くと、なんだか妙に
「いいかげんいい年なんだよなあ」なんてあらためて身の程ってものを意識してしまった。
そうはいっても…たった今、大会速報結果みたら、何だか偉くよい結果。いい加減おしまい…の決意が早くも揺らぎ始め、
これを有終の美とするかはゆっくり考えよっと。