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帯状疱疹ワクチン接種費用助成

[2023.04.02]

「意外に桜、持ったね…。それにしても先生、きれい…」 今週、診療にいらっしゃる患者さんからの多くの言葉。「いや~そんな…」 「カットにも行けてないボサボサ頭の私に何?綺麗なんて…」 マスクのしたの頬赤くする間もなく、いえいえ、私ではないこと一秒で解決。 美しいのは 桜に負けず劣らず咲き誇る、わがクリニックの満開のミモザ。診察室の窓のアングルからの光り輝くミモザは元気を運ぶ使者のよう…。 南欧で咲き誇っていたミモザにあこがれてネットで買ったミモザの苗も立派に成長。クリニックに定着して今年で2年目。これからも桜とともに春を運ぶ使者として楽しませてくれるのでしょうね。

さて、今回は表題の「帯状疱疹ワクチン接種助成」をblogの話題にします。

帯状疱疹ワクチンについては、私も何度かblogに取り上げましたので参考にしてください。50歳以上で罹患率が上昇し3人に一人がかかるという。罹患後の後遺症、神経痛も長引く厄介。その予防となるのが、テレビコマーシャルにもなっている「帯状疱疹ワクチン」。2回接種すれば10年くらい90%以上の予防効果ありと言われればとびつきたくなるが、問題は料金。「1日15円の10年掛け捨て保険」 との謳い文句に私も昨年接種しました。クリニック担当の製薬会社(グラクソスミスクライン)の人と最後に面会した時の話では、「愛知など、市町村によって助成しているところもあるが東京はまだまだ」との話でした。 ところが2週間前のある日、先日自費で接種した常連の患者さんから「隣の国立は6月から助成あるみたい。府中は?」 私は寝耳に水。スミスクラインの営業担当は売り付けるときは足繁く資材を持ってくるくせに、そういう肝心の情報は全く知らせに来ない。大体いつもアポもとらずに私の顔も見ずに資料だけおいて帰る失礼な担当者。たくさん購入する皮膚科などへの出向で手が回らないのだろうか?うちを当てにして来る患者さんも、大病院の患者さんも同じ一個人なのに。 スミスクライン以外にも効果が同じなものを売り出したら、そちらに購入先を変えたいくらい… 残念ながら、シングリックスはグラクソだけ…。おとなしくしているしかない…。 助成の動きの情報を流さないのは会社の体質にも問題がある。販売している製薬会社も売り付けりゃよいというものではないだろう。怒り心頭で、中々面会に来ない担当者を呼び付けて情報を得た。 やっと来た担当者の2週間前のはなしでは、「1月21日付けの読売新聞に、都が新年度以降、費用の助成を市区町村ごとに行うと記事が出た。市区町村ごとの事業になるから、どのくらい予防医学に力を入れているか、議会での予算の審議の進み具合等々で、その市町村がいつから助成が始まるかはわからない。4月からは23区の一部が始める。府中近辺をはじめ、26市はわからない…」 とのこと。で「これは口外しないでください」といいながら、今では、一般にネットで調べられるような資料を門外不出資料として提示したのだからすごい演技力(怒)。下にその資料のっけますが、スタッフが簡単に入手したものです、因みに。 それ以降、製薬会社からの情報は時間がかかると認識して、スタッフ一同網を張ってくれていた。事務スタッフも府中や調布、国分寺、町田とあちこちの市町村から来ているから。 結果4月1日付けの最新情報。まず国分寺市報には「6月から助成開始予定」 と記載を確認。府中市報にはすみからすみまで見たが記載なし。調布は6月から?一部情報では。下記の資料には国分寺市は未定となってたけど、市報には6月と明記されているから、そちらでの確認が確かですね。 意外にも清瀬や東大和、武蔵村山は4月から開始のよう。とにかく市報やホームページ最新情報が出るからそれを参考にしてください。100歩譲って、2週間前にスミスクラインの担当者が言っていた助成開始日時は不明…が本当だったとすると、この2週間の間に動きが出ているわけだから、「隣の自治体が始めたからうちもやらないわけにはいかない」 パッと市のホームページに情報が出るかもしれないので接種希望の方は逐一情報チェックすることをお勧めします。

スタッフがしらべてくれた都の情報

追記   blog更新中にYMOの坂本さんの訃報が駆け巡った。なんか、また青春時代が一緒に消えてしまうかんじ。高校時代、始めてライディーンを聞いたときの衝撃が余りに鮮烈で、あれ以来時を経て曲が流れると、いつも一緒に高校時代のほろ苦い思い出やらいろんなことも一緒にフラッシュバック。音楽はいつも聞いたときの自分を手繰り寄せる。一  夜明けて、桜吹雪舞う光景に遭遇。 こんな季節に天国に旅だったんですね… 一個人ながら、寂しいです。

 

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