同窓会
昨日は何年ぶり?群馬へ。弾丸2時間滞在。群馬は第二の故郷?なのに、スルーして新潟までは何回かあるけど、下車したのは前回の同窓会以来‥。足かけ10年ぶりくらい? すっかりご無沙汰しているくせに、未だに天気予報は東京と同時に群馬もチェックしている自分がいる‥。たった6年、されど6年。 懐かしい仲間に会える同窓会の日だった。数ヶ月前から決まっていたのだから、(土)の外来ももっと制限して、何なら翌日である今日も休診にすべきだった‥。なのに、先週(日)は、臨時休診にして、普段は経験しないようなミーティングに参加。「市長と語る会」。数ヶ月前、「無作為抽出で選ばれた市民対象。市政に対しての意見、要望など、意見交換の場を設けている。参加希望あればぜひ」という主旨の郵便が。私も含めた市民が市政の何に興味持っているのか、生の声を聞くことが出きる場に参加してみたかった‥またとない機会かも。で、クリニック休診。 さすがに(祝)の日曜でもないのに、二週続けて休診は気がひける‥。 調整しなかったら昨日の午後が、結構時間かかり、前日の父の体調もいまいち‥。「明日もあるし、早く仕上げる書類も‥。今から行っても間に合うかな?」 今から行って、帰って翌日仕事‥。躊躇するのは年のせい? そう思うそばから、おそらく来ているであろう、普段会えない旧友の顔がちらちら浮かんでくる‥。「○○、来ているかな‥会いたいな」 そう思うなら行ってしまえ! さて、高崎で降りていざ会場へ‥慌てたせいか会場のチラシ、忘れて‥。うろ覚えの記憶を頼りにお店の人にスマホ片手にナビ。遅刻で到着した会場には、一目で誰だかわかる仲間。 卒業して倍以上生きているのに、みんな変わってない。なんか、不思議だけど。ついこの間まで一緒にいたみたい。 卒業して30年以上。風貌変わらずとも、生きた分の年輪は確実に刻まれている‥。 うちの学年は優秀な人が多くて‥。そうじゃなくても無駄な経験はひとつもない‥。それぞれ離れてもそれぞれの場でしっかり生きてきた。 改めて思ったのは、同期のみんなといると、なんてほっこりしているんだろう‥ってこと。社会的な地位だってついている仲間も多い学年だけど。ひとりひとりでなく、誰それなく会話しながら(近況報告やたわいもないはなしだけど)、ふと気がつけば、いつも武装している、いや、していなきゃいけない鎧、今だけ外していいんだよ‥。周りの雰囲気が、そういってくれているような気がした。 社会に出て、色々な人や環境に属して、それなりの経験、人に揉まれたけど、振り替えれば、私の学生時代、過ごした仲間、男子も女子も穏やかだった‥。個人的に久しぶりにあえて話せて良かった‥ということも貴重だけど、倍以上生きて、学生時代の仲間と話したひとときは‥ 昨年、南の島の夜の海辺どこまでもどこまでも気持ちよく、月明かりだけを頼りにゆったり歩いた、あのひとときの穏やかな感覚を呼び起こすような、心地よい感覚だった。 旧友って海みたい。なんか、変なたとえだけど。 弾丸だったけど、行って良かった。 あわただしく今日のため、気になる御父のため、帰宅となったけど。 おかげで、疲れは残っても、今日の外来はランニングハイ!のよう。 急患断らずにすむ程度の混み具合。熱‥ やはり怪しいとやれば陽性のコロナ‥。まだまだしつこくはびこるウイルスね。