どれだけ待てる? 待ち時間の限度
晴れの天気が続いたこの一週間。先日の100キロマラソンでの余韻? 明るい吹き抜けた爽快さがずっと持続していた感じ。昔はレースのあと、ひどい筋肉痛だったはずだけど、今年は回復早く…。経験が物を言うのかもしれませんね。でも、一度血液データで回復まで調べたことがあるのですが、私の場合、血液データが正常に戻るまで一ヶ月近くかかったのです。余りアルコールのみたいと思わないのは、レース後の体の声かしら…。そういえば、先週、帰宅時一緒だったおじ様、今日は長野でフル出てるはず、どうなったかなあ…
花粉症も発熱も落ち着き、外来は本来の消化器内科や一般外来の常連さんで割と静かな一週間。火曜日を検査中心にして、水木土曜日の終了を延長したけれど、余りまだ遅くまでてんやわんやということはないみたい。
さて、世間はもうすぐ連休ですね。コロナ開けで皆さん、お出かけの計画もあることでしょう。外国からの観光客も戻って来ているみたいですしね。 きっと観光地は長蛇の列…てことも今年は覚悟かな? そのことと抱き合わせて、先週私が「ぶちギレ」した「待ち時間、どこまで許せる?」の話題を。 先週水曜はクリニック臨時休診。理由は他でもない、私の👀。コンタクト外来受診の為。私の眼球は、通常のハードコンタクトは合わず、ずっと特注で注文。知り合いの眼科ドクターに受診しているわけだけど、その外来は月午後か、水曜。月午後はバイト先を休まなければならないのでやむなく、水曜を臨時休診としたわけです。すみません。眼科医の知り合いだからの優遇なんてないから、某大学病院のコンタクト外来に2ヶ月前に、12時の枠で予約。度数や眼球のカーブの測定とかは終えたものの、最後の診察が14時半になってもまだよばれない…いくら大学病院といっても、予約の時間にも遅れず行って、2時間半待ってまだ呼ばれないなんて、いつになるかもめどもつかないから、ぶちギレて「診察はもういいから測定した通りで作成してください!」 ってなぐあいで帰ってきちゃった! 受付に手土産わたしがてら、「予約制で2時間半も待たせたら、うちなんか、明日から患者さん来なくなっちゃう」 ってイヤミの手土産まで言い置いて…。 私はせっかちだから、待つのは苦手。私が悪い? わがクリニックもコロナ渦以降、予約制でやっているけど、生身の人間相手ゆえ電車の運行表のように時間通りとは中々行かない。 それでもできる努力はして、20分以上、予約より待たせたら、次の予約を待たせないところを選んで予約したり、(さらに残りの人が待っちゃうけど)診察以外の「関係ないけどもう一つよいですか?」の質問にもなるべく手短に相談に乗るようにはしている。 でも2時間半はいくらなんでも… 私が非常識かしらと、翌日スタッフ、家族にも聞いてみた。一同「いくらなんでも予約制で行ってるのにそりゃないよ」 ですって。はあ… 私がせっかち過ぎるわけじゃなかったみたい。 まあ、そんなこの一週間のできごとから、巷の「待つことの限界」を調べてみた。 自分の外来進行にも役立つしね。調べると、時計のシチズン始め、いろいろなところが調べた結果がシチュエーションごとのでていた。主なのは、いかのとおり。。
大病院…どのデータも概ね1時間が限界。私みたいに予約ありか、当日の駆け込み出の待ち時間かの区別は不明ですが。 因みに10年前より15分くらい寛容になったとか。つまりこれは待つことに寛容な高齢者の病院受診がふえたからじゃない? 年齢構成も検討しないと、日本国民が悠長になったかは怪しい…
役所、公共機関… 概ね15分
電車の遅延… これもシチュエーションや時間帯によるけど、平均10分
銀行ATM… 5分 スーパーは「3分」、コンビニは「2分」でイライラ。
他、エレベーターや信号の待ちの限界は1分くらい。
どのデータも10年前より緩和されたデータ。多分スマホの恩恵ね。時間潰せるから、気持ちも紛れるものね。
あと、勉強になったのは「電話での待ち時間」。「少々お待ちください」からの待ち。これは30秒とのデータ。 うちも、スタッフがよくやってる。ちょうど窓口が混むタイミングでの電話とか。目の前のやり取りを優先して、電話の方を待たせるのはよくあるパターン。でも、確かに電話口の相手はこちらが見えるわけではないから、かけて繋がった瞬間「少々お待ちください…」じゃ、いらいらしますよね…。「今お会計中ですからすぐにかけ直します」っていったん切った方がよいのかしら? いずれにしても、「ひとのふりみてわがふりなおせ」 今回の眼科事件は、クリニック運営においても参考になりました。わざわざ電話でアポ取って来てくださる患者さんは、可能な限り時間通りおわらせてあげたいですよね。