今年もチャレンジ富士五湖マラソン
今日の日曜診療は臨時休診。 昨年の完走でもう、年齢考え、やめとくはずのだった100㌔ウルトラマラソン。昨年の10月頃、メールでアーリーエントリーのお知らせが来ると、つい、エントリーボタンを押してしまい…。で、今日がレースの日だったので、クリニック臨時休診。 届いたゼッケン番号は「6514」むごいよ~ですって。なんかイケてない…。 おまけに前日は凄い雨降り。「明日どうしようか…」 なんて思いながらも、今更クリニックも休みにしてるし… で、行ってきました。
昨日までの雨も止み、朝から天気も回復傾向。 富士山がレース中、ずっと見え、気温19度、爽やかな風のなか、疾走。キラキラ輝く湖の水面、雄大な富士山と…。昨年は何度も心折れそうになり最後まで気持ちをつなぎとめてのゴールだったけど、今年は、自然が味方してくれたのか、心折れずに走ることができました。今までこのレースは118キロ含めて5回以上参加しているけれど、一日中、富士山の応援に恵まれたときはなかったんじゃないかしら? 沿道で見知らぬ走者に声をかけてくれる方々、施設エイドをもうけて「ここにあってありがたい」ってなところでなんとスイカやぶどう(今年初物だわ)で乾いた喉を潤せたり… たくさんの力や助けももらいました。
雄大な自然に対峙しつつ、12時間近く足を動かすことだけに没頭していると、ほんとに自分の小さな悩みや抱えている問題も吹き飛んでしまう。 今日の大会は、心をリフレッシュするに相応しい大会。で、結果もタイムが12時間切って11時間36分 100㌔としては案外老化は来てないみたい… 100キロはこれ以外も合わせて10回以上出ているけど、記憶では多分2番目くらいかも。12時間切ったことってあんまりないはず。来年は…?? 因みにレース後、富士山駅からご一緒した男性のやはり100キロ完走者の方。昨年はがら空きだったこの電車。河口湖帰り?の外人だらけで車両には日本人彼と私だけ。びっくり! 日本人、しかもレース後とお互いにわかるいでだちなもので、声をかけてみた。その方は歳のころは私より少し上? マラソン談義に弾み、聞けばメタボ対策ではじめて、かれこれ20年近くだそう。同好会に所属していて、週末ごと全国のレースを飛び回っていると。来週末は地方のフルマラソンエントリーしてるのだとか。「靴さえあれば始められる手軽なメタボ対策のつもりが、遠征費で結構金かかって…」なんてこぼしていたけど、ほぼ同世代近い人とのレース談義で、私もこのままやめるのももったいない気がしてしまい… おまけに普段一人で趣味程度に走ってて、そこまで時間出せるなら、本格的に鍛えればもっと伸びるのに…なんて言われるとちょっと欲も出ちゃったりして。いえいえ、私は今のまま、老いらくの手習いで… とにかく、この達成感は何事にも変えがたい。終わってみると苦痛より、キラキラしした風景のみが残像になっている… 途中、AED自転車カゴに入れてコース巡回している、医療関係者っぽい人見かけると、「私遊んじゃってすみません」って気持ちもしましたが… 連休中もクリニック普通通り開院しますので、今日のところはご容赦。