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春の息吹に元気をもらって

[2020.02.24]

昨日は久しぶりに夜、歌のレッスンに横浜まで。(月)は休みだしね!

先生「ロンバルディアで死者がでちゃったからバール、封鎖してるみたい…」

「でもさ、イタリア人って風邪引いても、プロポリスとカモミールテイ飲んで寝てりゃ治る?ってギリギリまで病院いかないから治るものも治らなかったんじゃないかしら…」

「うーんそうかも…」「それにしても金丸さん、良いときイタリア行っといたわよね…」「確かに、今じゃいかれないか、ばい菌扱いよねえ…」

久しぶりのご挨拶もやはりコロナの話題から。

ソルフェージュのあと、選ぶ曲も「こんな時だし、明るいのが良いわよね」と自然にのりのよい3拍子の歌曲。つい、美しい旋律に気持ちよく歌っていると、その歌詞がおおよそ赤面ものの、日本語ならばこっぱずかしくなってしまいそう…はたまた最後に「…もうあなたはいない…」大失恋の歌だったり…でも浮き世を忘れ、心地良い気分転換できました!

帰りの東横線もいつもならば連休中日ならば込んでるはずが、すきすき。横浜は恐れられてるのか?酔っ払ったお兄さんが「コロナさまさまだわ~」なんてガバッと座ってたっけ。

帰宅すると、起きていたうちの御爺、「なんていう名前だったっけ、あの横浜にずっと停泊していた船の名前。コロナ号?」

「…」思わず私はいきなり爆笑。多少の認知はいってるからこその流石のボケ…というかある意味すごいブラックユーモアだわ。確かにもう、改名しなきゃの勢いですものねえ。

今回の船舶の件は、乗客で死人まででてしまった以上、失策だったと私は思う。ただ、失策の経験を無駄にしないよう、今後どこかのタイミングで、この対策の失敗点を分析し、将来に活かせるよう、公衆衛生、感染症対策あらゆる面で検証することが必要なのだろう。

そして今、既に市中感染化しているなか、私たちができることは、既に先週のブログにかいたとおり。

では街の小さなクリニック医師として私自身はなにができる?

まず、万が一、コロナ感染が疑われる重症化しそうな患者さんに出くわしたら、見落とさないこと。

あと、たいていの人は「風邪かな?」で終わるレベルだから、インフルに準じて対症療法を…となっている。でもインフルじゃないからタミフルやイナビルってわけにはいかないわよね…。

で、ちょうど100年くらい前に大流行したスペインカゼ。あのときの感染源はインフルエンザウイルスだった訳だけど、日本でも40万人位が亡くなり、世界規模では、ちょうど第一次世界大戦中だったけど、戦争で亡くなった人の数より多かったとか。

この時日本では、森 道伯先生が漢方を使って治療したそうな。

私も自分にもよく使ってる「麻黄湯」に五虎湯や小青竜湯を合方したり。

今では麻黄湯はタミフルと同等の効果ありとエビデンスこそでているけれど、当時から、中国の古典「傷寒論」に効果を見いだし使用したのです。傷寒論は急性病の治療を書したものだから、ここに見いだしたのでしょう。

今回の中国から発したコロナにも、まだタミフルみたいな決定的な抗ウイルス薬がないのだから、肺炎に至らないまでの患者さんには効果あるかもと考えています。

対症療法の一法としてね…。

昨晩は御爺が寝たのを見計らい、「お一人様酒」堪能。翌日を考えずにゆーっくり…私の至福の時間。

今朝は意外にもパチリと目が覚め、春を感じつつ、ジョギング、心行くまで堪能!アルコール抜き?

人間界は不安と鬱々した気分に覆われているけど、自然界は「ほら、春ですよ!」力を増した日差しに向かって精一杯芽吹いています!

そんな春の一コマを。

ミモザ、日本で植わっているのは珍しくて思わずパチリ。南仏で見かける春の花。

道端にも小さな草花が春を知らせてる

 

 

 

 

 

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