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続 薬と食品の相性 

[2023.07.16]

暑ーい! 体温を上回る暑さ。夏の情緒も風情もどこ可へ吹っ飛んでしまうような週末だったけど、帰宅途中、自転車で通る繁華街では夏祭りや盆踊り。 暑いけど、普通に世間は夏を迎えられるようになったことに変な安堵と喜びを感じました。 にしても…今週は「頑固な咳」症状の患者さんが多かった印象。急な暑さで体力的に参っちゃったり、クーラーにやられて… 流行の盛りの子供からもらってしまった…きっかけは様々だけど、「3週間以上が亜急性」との定義からすれば、そこまでは満たないけれど「2週間くらい続く」ということで来院の患者さんが多い。去年一昨年はちょうどコロナの波が夏に来ていたから、皆さんセルフメヂィケーションで医療期間を利用しなかったのかも。だから今年は「やけに多い」とかんじてしまうのかもしれないけど、どこの調剤薬局でも薬が足りなくなる状況。 暑さのせいにはしたくはないけど単純ヘルペスで来院の患者さんも複数いらしたし、暑さで体力消耗、睡眠不足で血圧も上昇…  まだまだ夏は始まったばかり、体力温存で、乗り切りたいですね!

さて、先週の「降圧剤とグレープフルーツジュース」から派生してさらにいくつか「薬と食品の関係」を。 服薬している本人は既に薬剤師さんから聞いているかもしれないけど、「へえ~」という情報もあるのでまとめてみますね       ● 抗生剤と牛乳(硬度高いミネラルウオータ-)…カルシウムが抗生剤とくっついて(キレートという)体内に吸収されにくくなり、薬の効果が弱まることがある。 2~3時間空ければ問題なし                   ● 喘息治療のテオフィリンなどとコーヒー紅緑茶…互いの分解が邪魔されて双方の効果が強く出るため頭痛、動悸がおきやすくなる。 H2ブロッカーという胃薬、尿酸の薬でも同様のことが起こりえるので、服用中はなるべくカフェインを含む飲み物はのまないほうがよいとのこと。(結構きついですね)     ● 抗血栓薬のワーファリンと青汁…納豆がダメなのは良く耳にしますが青汁も。ワーファリンが血液の凝固に必要なビタミンKの働きをブロックして血液が固まりにくくするわけだけど、青汁はからだによいミネラル、ビタミンが凝集して含んでいるわけだけど、ビタミンKも沢山。青汁飲みすぎると服薬しているワーファリンの効果が発揮されなくなってしまう  ●風邪薬とアルコール…風邪薬にも眠くなったり、脳の活動を抑える成分がふくまれていて、アルコールも同様の作用あり。一緒に服薬すると眠気やぼーっとする作用が増強することあり。一緒に飲まないこと!

ざっとあげたけど、一番この中で抑えておきたいのは、抗生剤の服用? 食欲ないからってヨーグルトやプリン食べて、薬飲むことあるものね。 ちょっと時間を空けた方が良いみたい。

明日、月曜はお休み! 毎週月曜のバイトもなし。これからためてる録画でも観るかな。夜更かしは良くないけど…

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